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日本の南海上に停滞前線(乱層雲)


【2010年9月30日9時34分】
@横浜市戸塚区
どんよりとした暗い雲が全天を覆っており、そこから雨が降っている。雲底はよく見ると小さな濃淡があるが、雲の輪郭はほとんど分からない。

午前9時現在、横浜では気温18.9℃、北の風4m/s、湿度81%


日本の南海上に前線が停滞しており、前線に近い九州から東北地方南部の太平洋側を中心に雨が降っている。下層には温度集中帯があり、その上層には強風軸が伸びており梅雨前線と同じ構造をしている。また、温度集中帯に沿って湿潤層があってそこから雨が降っている。関東地方は下層で東よりの風が吹いており、それとは別に地上付近に湿潤層が形成されている。



【詳細解析】

◆ 午前9時現在の気圧配置(地上天気図)

 東シナ海から停滞前線が、九州の南、日本の南海上を通って日本のはるか東に達している。また、オホーツク海には低気圧があって北東に進んでいる。低気圧から伸びる気圧の谷が日本海北部に達している。モンゴルにも低気圧があって東へ進んでいる。一方、揚子江河口の北には高気圧があってほとんど停滞している。また、日本のはるか東海上の高気圧が東日本に張り出している。


◆ 午前9時現在の雲と雨(気象衛星:可視、赤外、水蒸気、アメダス降水)

 この時間は、中国南部から日本のはるか東海上にかけて帯状の雲が伸びており、一部が九州から東北地方南部までを覆っている。帯状雲は北ほど薄い雲で構成されており、九州北部から新潟県にかけては雲を通して陸地が見えている。帯状雲の南側には団塊状の雲が雲域に沿っていくつも並んでおり、東シナ海や紀伊半島の南海上のものは特に大きくなっている。雲一つ一つの走向は南東から北西となっており、雲は時間を追うと全体的に北東へ移動している。

 関東地方は、この帯状雲に覆われている。雲頂高度は中層から上層と高く、また厚い雲で構成されている。

 雨は、九州から東北地方南部までの太平洋側を中心に降っている。午前9時までの1時間に多いところで~10mmの雨を観測している。


◆ 午前9時現在の上空の大気の状態
◇各気圧面の高度分布(高層天気図)

 オホーツク海北部には地上低気圧に対応する大きな低気圧が下層から上層まで伸びており、背の高い低気圧となっている。その西側に気圧の谷が伸びている。その中にモンゴルの地上低気圧に対応する気圧の谷(下層)と低気圧(中層~上層)がある。オホーツク海の低気圧は中心付近に寒気を伴っており、また、下層は湿潤域となっている。日本付近はその南側にあたり、特に中層から上層にかけては、中国東北区から東シナ海にかけて気圧の谷が伸びている。このため、全般に西南西風が卓越して吹いており、九州から北海道上空には上層に強風軸が伸びている。下層は、中国南部から温度集中帯が、本州南岸を通ってカムチャッカ半島の南に延びており、700hPa面を中心にその付近に湿潤域が広がっている。

 関東地方は温度集中帯の中にあって、各気圧面では西南西風が卓越している。特に700hPa面と中層500hPa面は湿っており、風上側も同様に湿潤域になっている。500hPa面の渦度変化を見ると、過去12時間においては負渦度からほとんど変化していない。700hPa面の鉛直流は千葉県から茨城県南部の太平洋沿岸域で上昇流のほかは下降流となっている。


◇大気の鉛直構造(高層気象観測データ:館野)

 大気は全般的に湿っており、地上~925hPa高度、769hPa高度~689hPa高度、470hPa高度付近に湿潤層がある。最下層の湿潤層は東よりの風、その上の湿潤層は南~西南西風が吹いている。また、850hPa高度付近は逆転層があり、その上には乾燥層となっている。風は西南西風が吹いている。持ち上げ凝結高度は971hPa高度で、湿潤層内となっている。




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by y_hirarin5 | 2010-09-30 23:59 | 今日の雲

移動性の高気圧は東海上へ(乱層雲)


【2010年9月27日9時07分】
@横浜市戸塚区

どんよりとした暗い雲が全天を覆っており、そこから雨が降っている。雲底はもこもことした凹凸があり、下層の雲はゆっくりと東から西へ移動している。
午前9時現在、横浜では気温15.8℃、北北東の風4m/s、湿度87%

 関東地方は地上高気圧の後ろ側で、下層には東海上の温度集中帯付近にある湿潤域が東よりの風で陸上にも伸びている。それとは別に気象衛星では中層付近に層状性の雲が広がっているが、これは前線面上をゆるやかに滑昇したことによる雲と思われる。


【詳細解析】

◆ 午前9時現在の気圧配置(地上天気図)

 東シナ海には低気圧があって東北東へ進んでいる。華南から停滞前線が、低気圧の中心、九州の南海上を通って紀伊半島の南に達している。また、中国東北区に低気圧があって北東へ進んでいる。一方、日本の東には高気圧があって東へ移動している。モンゴルには高気圧があって南東へ移動している。

◆ 午前9時現在の雲と雨(気象衛星:可視、赤外、水蒸気、アメダス降水)

 九州から紀伊半島までの太平洋側と関東甲信越、東北地方の太平洋側にまとまった雲が広がっている。九州は西海上に発達した団塊状の雲がいくつかみられ、一部が南西部にかかっているが、その東側の雲は雲頂高度が低い。北海道も西から雲が近づいており、一部が陸地にかかり始めているが、大部分は上層の薄い雲となっている。

 関東甲信越と東北地方にかかっている雲は雲頂が滑らかな層状性の厚い雲で、中層から上層の雲と思われる。

 雨は、九州、四国と関東甲信、東北地方南部の太平洋側、北海道の北部で降っており、午前9時までの1時間に多いところで~20mmのやや強い雨を観測している。


◆ 午前9時現在の上空の大気の状態
◇各気圧面の高度分布(高層天気図)

 中国東北区とオホーツク海には地上低気圧に対応する低気圧や気圧の谷があり、日本付近は北日本を中心に気圧の尾根の中に入っている。

 850hPa面には華南から地上停滞前線に対応した温度集中帯が伸びており、地上停滞前線が描かれている紀伊半島を越えて、関東の東海上からカムチャッカ半島付近まで伸びている。温度集中帯は700hPa面にもみられ、これに沿うように湿潤域が西日本の太平洋側を中心に広がっている。500hPa面には中国東北区に大きな低気圧があるが、下層に温度集中帯のある東シナ海上空は西よりの風で収束はなく、気圧の谷はここまでは伸びていない。

 関東地方は850hPa面の温度集中帯の北側にあたる。この付近は湿潤域となっているが、関東上空は東よりの風が吹いていて、陸上にも湿潤域が広がっている。700hPa面は南よりの風、中層~上層は西よりの風で、強風軸の南側にあたる。500hPa面の渦度は千葉県で負渦度のほかは正渦度、700hPa面の鉛直流は上昇流場となっている。


◇大気の鉛直構造(高層気象観測データ:館野)

 地上付近は気温が15度と低いが、相対湿度が高いために相当温位が高く、ごく下層は対流不安定の状態となっている。地上から830hPa高度までは東よりの風が吹いており、湿潤層は雨の降っているために地上から998hPa高度までと881hPa高度から596hPa高度までと複数ある。後者の湿潤層は安定大気の中にある。しかし、500hPa面では館野より風上側の地点の湿数は大きく空気は乾燥しているため、湿潤域は移流によるものではなく、下層から上昇してきたものと思われる。また、雲は気象衛星の画像より層状性の雲なので、対流のような激しい上昇ではなく、前線面に沿ったゆるやかな上昇と思われる。


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by y_hirarin5 | 2010-09-27 23:59 | 今日の雲

台風は東海上を通過(乱層雲)


【2010年9月25日9時13分】
@横浜市戸塚区
全天を厚い雲が覆っているが、先ほどまで降っていた雨は止んでいる。雲底は濃淡があり、積雲系の雲のようにもくもくとした凹凸がある。雲はゆっくりと北から南へ移動している。
曇り
午前9時現在、横浜では気温16.6℃、北の風9m/s、湿度71%


 台風12号は関東の南東海上にあって、日本の東海上を北上している。雨は台風に近い福島県から千葉県の太平洋沿岸でまとまって降っているが、次第に北へ移動している。雲は、台風の北側に広がる中層雲と、下層の対流不安定と下層の上昇流によって発生した下層の対流雲に覆われている。これらは台風の移動に伴って、中層雲は北へ移動し、対流雲は次第に消えていった。


【詳細解析】

◆ 午前9時現在の気圧配置(地上天気図)

 関東の東海上には台風12号があって北北東へ毎時55kmで進んでいる。中心気圧は955hPa、中心付近の最大風速は38m/s中心の北東側830kmとその他の方角で518km以内では風速15m/s以上の強い風が吹いている。台風の北の茨城県沖から停滞前線が、日本のはるか東へ伸びている。モンゴルには低気圧があって東北東へ進んでいる。また、カムチャッカ半島の西にも低気圧があって東へ進んでいる。一方、華中には高気圧があってほとんど停滞している。また、シベリア東部にも高気圧があってほとんど停滞している。


◆ 午前9時現在の雲と雨(気象衛星:可視、赤外、水蒸気、アメダス降水)

 台風に伴う雲は関東の南東海上にあって、その北側に広がる雲が関東から北の地方にかかっている。また、北陸、近畿、中郷口方には日本海から続く下層の対流雲が多く出ている。

 関東地方は、台風の北側に広がる中層から上層の雲のほか、それとは別の下層の対流雲が出ている。台風に伴う雲は次第に東へ移動し、下層の対流雲も時間を追うごと次第に少なくなっていった。水蒸気画像をみると、台風の移動に伴って中層から上層の水蒸気の多い部分も北東へ移動している。替わって西側に広がる乾燥域が東へ移動している。

 雨は、この時間は福島県から千葉県までの太平洋側でまとまって降っているほか、近畿から山陰北部でも降っている。午前9時までの1時間に多いところで~10mmの雨を観測している。


◆ 午前9時現在の上空の大気の状態
◇各気圧面の高度分布(高層天気図)

 台風に伴う上空の低気圧は中層まで続いているが、上層では西側に北からの気圧の谷が伸びているのみになっている。下層は台風の北西側からアリューシャンの南まで、停滞前線に対応する温度集中帯が伸びており、その南縁に沿って湿潤域が広がっている。台風の北側に当たる日本付近は北よりの風が卓越して吹いており、強い寒気移流場となっている。

 関東地方上空は台風の北西側にあたり、下層では北よりの風、中層から上層にかけては気圧の谷の前面にあたり南よりの強い風が吹いている。台風は中層でも暖気核を伴っており、一方で台風の北西側には寒気が控えている。このため、下層は寒気移流場、中層から上層は温度移流なしとなっている。500hPa面の渦度は、過去12時間で負渦度から正渦度へと変化している。また、700hPa面の鉛直流は台風が東へ離れつつあることから下降気流となっている。


◇大気の鉛直構造(高層気象観測データ:館野)

 下層は地上から603hPa高度まで北よりの風が卓越し、760hPa高度より下層は厚い湿潤層となっている。また、湿潤層は545hPa高度から499hPa高度にもあり、風向は南よりとなっている。それぞれの湿潤層は、気象衛星で見られた下層の対流雲と、台風の北側に広がる中上層の雲に対応すると思われる。

 下層は地上から湿潤層上端の少し下まで対流不安定の状態にある。持ち上げ凝結高度は952hPa、自由対流高度は935hPa高度と低いことと、下層に対流雲が発生していることから、台風の近くで上昇流場になっていることが下層雲発生の原因と思われる。一方、少し高高度の700hPa高度付近では、北よりの風に伴って乾燥空気が流入しているために対流雲の発達が抑制されたと思われる。中層の雲は気圧の谷の前面で南よりの風が吹いている。雲の分布をみると、台風の北側に広がる雲に相当し、台風と共に北へ移動していることから、台風から吹き出した雲が南よりの風によって北へ広がっているものと思われる。




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by y_hirarin5 | 2010-09-25 23:59 | 今日の雲

前線は南海上へ、台風12号は小笠原諸島へ(高層雲)


【2010年9月24日9時03分】
@横浜市戸塚区
どんよりと厚い雲が全天を覆っている。遠くの低い空は暗くなっており、手前に写っている近くの空は比較的明るい。下層に小さなちぎれ雲があり、北から南へ移動している。
曇り
午前9時現在、横浜では気温19.1℃、北北東の風4m/s、湿度63%


 停滞前線は南海上にあるが、上空は温度集中帯の中にあり南部は湿潤空気に覆われている。雲の主体の高度は中層にあり、この高度の風によって北東へ移動しつつ、雲全体としては西へ動いているようにみえる。下層は乾燥して、雲の主要部分は中層と高いために雨は降っていない。温度集中帯は強く、風上側にあたる東シナ海の上空には強い寒気が控えている。

 全天を覆う雲は中層の高い雲、その下にみえた北から南へ移動する雲は北風の吹く下層の雲と思われる。


【詳細解析】

◆ 午前9時現在の気圧配置

 北海道の東海上には低気圧があって北東へ進んでいる。中心から寒冷前線が日本の東海上に達し、そこから停滞前線が四国の南海上に達している。また、オホーツク海には別の低気圧があってほとんど停滞している。そこから伸びる気圧の谷は北海道の東海上に達している。
小笠原諸島の東には台風12号があって北へ進んでいる。一方、朝鮮半島伊の北には高気圧があって東へ移動している。また、黄河下流にも高気圧があって東南東へ移動している。


◆ 午前9時現在の雲と雨

 この時間は、小笠原諸島の南に台風12号に伴う大きな渦状の雲と、日本付近からカムチャッカ半島の東にかけて伸びる帯状の雲がある。台風に伴う雲は本州からかなり南に離れている。帯状雲は北ほど薄く、南側の雲は雲頂高度が高く発達している。この帯状雲に四国から東北地方までの広い範囲が覆われている。また、北海道の日本海側には下層の筋状の雲に覆われている。

 関東地方は帯状雲に覆われている。全体的には雲頂高度が高く厚い雲に覆われているが、一部で雲の薄く雲頂高度の低い部分がある。時間を追ってくと、個々の雲は北東へ移動しているが、雲全体は北へ移動しており、一部であった雲の薄い部分は結果として西へ移動しているようにみえる。

 雨は、北海道や関東南部、小笠原諸島、静岡県、山陰から近畿北部と四国の、いずれも一部で降っている。午前9時までの1時間に多いところで1時間に~20mmのやや強い雨を観測している。


◆ 午前9時現在の上空の大気の状態
◇各気圧面の高度分布

 上空は、オホーツク海南部から日本海北部にかけて大きな低気圧があって、中心の南側に寒気の中心を持っている。そこから伸びる気圧の谷は、下層では日本の東海上に出ている。一方、中層から上層にかけては朝鮮半島から九州の南西海上にかけて別の気圧の谷が伸びている。それとともに朝鮮半島から東シナ海にかけては寒気場となっている。この傾向はその下層の700hPa面にはこれほど顕著には現れていない。これは700hPa面と500hPa面の間で層高が薄い(=温度が低い)ことを示している。日本付近はこの後者の気圧の谷の前面にあたる。下層850hPa面には東シナ海から停滞前線に対応する温度集中帯が、日本の南海上を通ってアリューシャンの南まで延びている。本州付近は台風の北側で、この高度では東よりの風が卓越して吹いている。一方、700hPa面ではオホーツク海の気圧の谷の影響で西よりの風が吹き、寒気移流場になっており、中層から上層にかけては東シナ海に伸びる気圧の谷の前面で南西風が吹いている。
 関東地方は、下層850hPa面は温度集中帯の中にあって東よりの風が吹いており、南部は湿潤空気に覆われている。北部は乾燥空気が流入している。700hPa面は西よりの風で乾燥域の中に入っているが、中層は南西の強い風が吹き、暖湿空気が流入している。500hPa面の渦度は北部で正渦度のほかは負渦度、700hPa面の鉛直流は内陸の一部で上昇流となっているほかは下降流となっている。


◇大気の鉛直構造(高層気象観測データ:館野)

 大気は下層だけに注目すると、地上から883hPa高度にかけて相当温位が上空ほど小さく、対流不安定の状態にあるが、もっと上空を含めた大気全体をみると、下層ほど小さいため安定状態にある。地上付近から760hPa高度にかけては東よりの風が流入し、空気は乾いているが、この中で788hPa高度では相対湿度が大きくなっている。また、736hPa高度から厚さ10mほどの湿潤層があり、この付近は南よりの風となっている。540hPa高度から500hPa高度付近にかけての湿潤層は厚さが600mほどある厚いもので、これが雲の主要部分となっている。下層は温度が低く比湿も小さいために持ち上げ凝結高度は888hPa高度と高い。対流混合層は地上より少し上の1000hPa高度から911hPa高度に形成されている。




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by y_hirarin5 | 2010-09-24 23:59 | 今日の雲

停滞前線の接近(乱層雲)


【2010年9月23日9時08分】
@横浜市戸塚区
全天をどんよりとした雲が覆い、そこから雨が降っている。雲底はぼんやりと霞んでおり、色の濃淡や形は判然としない。

午前9時現在、横浜では気温22.6℃、北北東の風2m/s、湿度82%


◆ 午前9時現在の気圧配置

 福島県沖には低気圧があって東北東へ進んでいる。東シナ海から停滞前線が、本州南岸、低気圧の中心を通って日本のはるか東に達している。小笠原諸島の南には台風12号があって北西へゆっくり進んでいる。オホーツク海には低気圧があってほとんど停滞している。一方、日本のはるか東には高気圧があって小笠原諸島の東へ張り出している。また、黄河中流には高気圧があって南東へ移動している。 


◆ 午前9時現在の雲と雨
 
 この時間は、南西諸島を除いて中国大陸南部から伸びる帯状雲に覆われている。このうち、近畿、紀伊半島の南東域、東海から関東北部にかかる雲は上層まで発達した団塊状の積乱雲となっている。逆に北陸から東北地方にかけてや北海道の道北では雲が薄いところもある。これらの雲は全体的に北東へ移動している。

 関東地方は伊豆半島周辺にかかる積乱雲の一部が神奈川県西部にかかっているほか、北部は東海から続く団塊状の積乱雲が衰退しつつあるものがかかっている。千葉県南部は雲がなかったり、一部で雲頂高度が低いところもある。神奈川県東部は雲頂高度が中層~上層の厚い雲に覆われている。

 雨は、この時間は東北地方から九州まで降っている。関東は北部や神奈川県や東京都で降っている。雨量は多いところで~50mmの激しい雨を観測している。近畿から東海にかけては雨量の多いところは雲の並びに沿うようにライン状に連なっている。


◆ 午前9時現在の上空の大気の状態

 カムチャッカ半島上空には上空の気圧の谷があり、沿海州上空まで伸びている。そこに700hPaより上空に強い寒気を伴った寒冷低気圧があって、そこから九州の西に気圧の谷が伸びている。日本列島は気圧の谷の前面にあたる。下層には、九州から東北地方、カムチャッカ半島の南海上まで停滞前線に対応する強い温度集中帯があり、それを挟んで南北に風の低気圧性循環が見られる。また、温度集中帯に沿って湿潤域が広がっている。

 関東地方は、温度集中帯の南側で全層に渡って南南西~南西の風が吹いている。下層850hPa面は暖気移流場になっているが、それ以外の気圧高度面では温度移流はほとんど起こっていない。また、850hPa面は湿数が0.0℃(=相対湿度が100%)と空気は非常に湿っているが、700hPa面では4.0℃、500hPa面では15.0℃と中層は非常に乾燥している。500hPa面の渦度は気圧の谷の前面だが、距離が離れているために負渦度、700hPa面の鉛直流は850hPa面で暖気移流場となっているために全域で上昇流場となっている。

 高層気象観測データ(館野)
地上付近は959hPa高度まで対流混合層が形成されており、この高度には東北東風が入っている。。混合層トップから720hPaまで相対湿度はほぼ100%で下層は非常に湿っているが、それより上空は南西風に伴って乾いた空気が流入している。持ち上げ凝結高度は961hPa高度で混合層トップとほぼ同じ高度となっている。927hPa高度から919hPa高度には強い逆転層が形成されており、この高度には南東風が吹いている。

 停滞前線の南側で下層では暖気移流が起こっている。最下層は東よりの風が吹いており、地上風と気温の分布をみると寒気移流場になっている。混合層より上は大気は非常に湿っており、この高度では南よりの風で暖気移流場になっている。逆転層はこれにより形成されていると思われる。混合層トップから720hPa高度までは大気は非常に湿っており、この高度付近に下層雲がある。また、最下層は雨が降っているが相対湿度が100%に達していないために、降ってくる途中で雨滴が蒸発が起こり空気が冷却されていることが気温が低くなる一因と考えられる。湿潤層より上空は、乾燥した空気が南よりの風に伴って流入している。気象衛星では中層から上層の雲がかかっていたが、これは周辺の積乱雲上端から吹き出した雲や水蒸気によるものと考えている。雨を降らせている前線に伴う雲は、下層雲のみとなっている。




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by y_hirarin5 | 2010-09-23 23:59 | 今日の雲

北から前線が南下(巻雲)


【2010年9月22日9時01分】
@横浜市戸塚区
白く濁った空に、薄い巻雲が出ている。
快晴
午前9時現在、横浜では気温29.4℃、南の風1m/s、湿度66%


◆ 午前9時現在の気圧配置

 東北地方方南部の東海上には低気圧があって東へ進んでいる。揚子江河口から停滞前線が、対馬海峡、能登半島、低気圧の中心を通って日本の東海上に達している。また、オホーツク海には低気圧が3つあって、それぞれ東、東北東、北東へ進んでいる。日本の南海上には台風12号があって、西北西へ進んでいる。一方、東シナ海には高気圧があって西へ移動している。黄河中流にも高気圧があって南東へ移動している。


◆ 午前9時現在の雲と雨

 この時間は、中国大陸から日本海~太平洋へと帯状の雲が伸びており、このうち、中国地方や北陸、東北地方と北海道の太平洋側にこの雲の一部がかかっている。全体的に中層の雲で構成されているが、三陸沖から若狭湾沖の雲と北陸から東北地方南部の雲は発達して上層に達している。そのほかの、九州や四国、紀伊半島には山岳域を中心に下層の対流雲が出ている。

 関東地方は北部に薄い上層雲がかかっているほかはよく晴れている。

 雨は、九州北部や山陰、北陸から新潟、東北地方で降っており、午前9時までの1時間に多いところで~20mmのやや強い雨を観測している。 


◆ 午前9時現在の上空の大気の状態

 オホーツク海には地上低気圧に対応した上空の低気圧があり、そこから伸びる気圧の谷が朝鮮半島北部から黄河下流に達している。500hPa面には中心付近に寒気の中心を持ち、また、850hPa面には、地上の停滞前線に対応する温度集中帯が揚子江中流から朝鮮半島南部、日本海、東北地方南部、千島の南にかけて伸びている。温度集中帯を挟んで北側には強い寒気があって、寒気移流場となっている。また、温度集中帯付近の下層は西~西南西風に伴って湿潤空気が流入している。温度集中帯に対して上層には強風軸がある。

 関東地方は、温度集中帯の南側の暖気の中に入っている。風は西北西~西南西風が吹いており、上層の強風軸より南側にあたる。最下層と中層は寒気移流場、下層700hPa面では温度移流は起こっていない。500hPa面の渦度は負渦度、700hPa面の鉛直流は内陸部で下降流、その他は上昇流となっている。

 高層気象観測データ(館野)
地上付近は気温が上がって相対湿度が高いために相当温位が大きく、下層は対流不安定になっている。対流混合層は形成されておらず、湿潤層は存在しない。971hPa高度から厚さ400mほどの強い逆転層が形成されている。持ち上げ凝結高度は922hPaだが、逆転層の中を通って空気は上昇しないために下層雲形成には至っていないと考えている。上空は西よりの風が吹いており、乾燥空気が流入している。

 天気は下り坂の予報になっているが、現れた巻雲はそれに先行するものではない。気象衛星の画像で時間を遡ると、関東周辺に現れている上層雲は、その風上側の甲信地方付近で発生した発達した対流雲が崩れて、また上層に吹き出した雲の一部であることが分かる。

 悪天時に先行して現れる巻雲は、上層の気圧の谷の前面に、前面(前線面)に沿って流入し上層に達した湿潤空気が元となり、上層の強風軸の中に形成される。なので、雲の形は刷毛で掃いたような鉤状の巻雲が多く、また雲も風の流れに沿うように一定方向に並んでいる場合が多い。また、そのようなものは時間の経過と共に前線面の高度が低くなり、かつ水蒸気量も多くなるために次第に雲が濃くなり、巻積雲、巻層雲、高層雲などへと低い雲に変化していく。このような変化は、西から温帯低気圧が接近してくる場合に起こる。今回の天気の変化は、停滞前線の南下によるもので上層の強風軸は地上前線に対して北側にあるために、強風軸付近に現れる巻雲とは異なる。



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by y_hirarin5 | 2010-09-22 23:59 | 今日の雲

下層を弱い気圧の谷が通過(高層雲)


【2010年9月21日9時09分】
@横浜市戸塚区
白く濁った空に薄い雲が広がっている。写真の雲は輪郭がはっきりしないが、すぐ頭上にあったものははっきりとした輪郭を持っていた。薄い雲と積雲が混じって存在していた。
曇り
午前9時現在、横浜では気温25.3℃、東の風4m/s、湿度73%


◆ 午前9時現在の気圧配置

 サハリン北部には低気圧があって北東へ進んでいる。中心から閉塞前線が南東に伸び、そこから温暖前線が千島付近に達し、寒冷前線が北海道を横切って日本海に達している。また、低気圧から延びる気圧の谷が関東の南海上と、日本海中部に達している。一方、南西諸島付近には高気圧があって西南西へ移動している。バイカル湖の東には高気圧があって南東へ移動している。


◆ 午前9時現在の雲と雨

 この時間は、九州を除いてほぼ全国的に雲がかかっている。北海道から東北地方北部は大陸から伸びる帯状雲のうち上層の雲がかかっている。その一部が東北地方から関東北部、長野県付近に伸びている。また四国から近畿、東海にかけても、いくつかの上層の雲列がかかっている。そのほかの地方は山岳域を中心に下層の対流雲が出ている。

 関東地方は、北部には上層の雲、南部には下層の対流雲と上層雲がかかっている。

 雨は、北海道の南部と東北地方、新潟県から山陰までの日本海側でまとまって降っている。午前9時までの1時間に多いところで~10mmとなっている。


◆ 午前9時現在の上空の大気の状態

 サハリン上空には地上低気圧に対応する上空の低気圧があって、下層ではここから伸びる気圧の谷が東日本を通過している。中層から上層にかけては、上空の低気圧の中心はシベリア東部にあって日本から遠く、北日本上空でも東西流になっている。地上天気図には現れていないが、渤海の北から日本海にかけては、下層に強い温度集中帯があり、この付近は低気圧性の循環があって、湿潤空気に覆われている。この北側には寒気が控えている。

 関東地方は、下層は弱い気圧の谷が通過しており、南海上に暖気がある。風は西よりで寒気移流場となっている。700hPa面には東海上に湿潤域がみられる。500hPa面の渦度は負渦度、700hPa面の鉛直流は、内陸の一部で上昇流がある他は下降流場となっている。

 高層気象観測データ(館野)
地上から952hPa高度まで対流混合層が形成されており、その上空に逆転層がみられる。混合層中の969hPa高度に薄い湿潤層がある。逆転層より上空は乾燥しているが、681hPa高度から厚さ240mほどの湿潤層がある。持ち上げ凝結高度は949hPa高度で混合層トップよりも少し高高度になっている。

 晴れて日射があったため、混合層が発達し対流雲ができた。
700hPa高度付近は、寒気移流場で下降流場となっていた。また、この高度付近は上空ほど相当温位が大きい安定大気となっているため、対流によって湿潤層ができたわけではない。気象衛星の画像を時間を遡ってみると、湿潤域に相当する雲域は関東の内陸部から移動してきたものなので、水平移流によるものと考えられる。




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by y_hirarin5 | 2010-09-21 22:45 | 今日の雲

上空を弱い気圧の谷が通過(積雲)


【2010年9月20日9時15分】
@横浜市戸塚区
白く濁った空に大きめの積雲が浮かんでいる。この後、雲が増えて1日中どんよりとした曇り空が続いた。
晴れ
午前9時現在、横浜では気温26.5℃、北北東の風1m/s、湿度70%


◆ 午前9時現在の気圧配置

 シベリア東部には低気圧があって東へ進んでいる。そこから気圧の谷が日本海西部に伸びている。台風11号は華南にあって、西北西へ進んでいる。日本の東には低気圧があって東南東へ進んでいる。一方、千島付近には高気圧があって東南東へ移動しつつ、北日本に張り出している。また、九州の南東海上にも高気圧があり、ほとんど停滞している。


◆ 午前9時現在の雲と雨

 この時間は、北海道から中国・四国地方まで雲が広がっている。雲は、西日本にかかっているものは、雲頂高度は下層~中層程度の低い層状性の雲がほとんどだが、東海から東には上層に達する幅の広い雲が広がっており、中には対流雲が見られる。また、九州にも長崎県付近に雲が広がっている。その他は下層の対流雲が出ている。台風11号に伴う雲は台湾の南西海上にあり、台風の中心の南東側に広がっている。

 関東地方は、北部は東海地方から広がる雲に覆われている。北ほど雲頂高度が高くなっている。南部はこの雲域の南側にあり、雲頂高度の低い下層の対流雲が東京湾周辺に多く出ている。

 雨は、長崎県や佐賀県、新潟県から東北地方南部と関東地方北部でまとまって降っており、他は中国地方、北陸、岩手県の沿岸域、北海道で降っている。雨量は午前9時までの1時間に多いところで~30mmの強い雨を観測している。


◆ 午前9時現在の上空の大気の状態

 上空の高気圧が九州付近にあり、気圧の谷が西日本では下層で、東日本では中層で通過している。

 関東地方は下層は気圧の谷の前面で南よりの風が吹き、850hPa面では暖湿空気が流入している。中層は気圧の谷が通過するところで西南西風が吹き、中層は湿っている。500hPa面の渦度は、内陸部で強い正渦度、南部沿岸域は負渦度になっている。700hPa面の鉛直流は下層へ暖湿空気が流入しているために、北部を除いて上昇流場となっている。

 高層気象観測データ(館野)
湿潤層は複数あり、1000hPa高度から厚さ200m、868hPa高度からの厚さ220mのもの、739hPa付近の薄いもの、それに623hPa高度付近の薄いものとなっている。メインは572hPa高度からの厚さ2000mのもので、これが、北部にかかっていた雲域の雲と思われる。高度から中層雲に分類される。持ち上げ凝結高度は963hPaだが、対流混合層は形成されておらず、対流による雲というよりも暖気移流によって雲が発生したと見ている。

 神奈川県内の地上風をみると、午前9時現在は内陸部からの北よりの風が卓越して吹いており、一方で、東京湾からの東よりの風が入って、弱い風の収束が起こっている。南部は下層の対流雲のみであったため、広範囲の雲に覆われた館野とは大気状態が異なる。気象衛星の画像では南部は東京湾周辺を中心に下層の対流雲が多く発生していたが、これは地上風の収束域とほぼ重なっている。また、この時間はある程度日射があったことから、風の収束と対流が雲発生の一因と考えている。




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by y_hirarin5 | 2010-09-20 23:59 | 今日の雲

上空を気圧の谷が通過、地上は風が収束(積雲)


【2010年9月19日9時32分】
@横浜市戸塚区
白く濁った空に大きめの積雲がいくつも浮かんでいる。雲は厚みがある並雲で雲底に影ができている。
晴れ
午前9時現在、横浜では気温25.3℃、東の風2m/s、湿度76%


◆ 午前9時現在の気圧配置

 津軽海峡付近には低気圧があって東へ進んでいる。日本海西部から停滞前線が低気圧の中心を通って三陸沖に伸びている。また、日本の東海上から別の停滞前線が日本のはるか東に延びている。台湾中部には台風11号があって西へ進んでいる。一方、沿海州には高気圧があって東南東へ移動している。千島付近にも高気圧があり南東へ移動している。本州付近は、日本のはるか東の高気圧が張り出してきている。


◆ 午前9時現在の雲と雨

 この時間は、北海道から東北地方南部、新潟県にかけては、大陸から延びる帯状の雲の下に入っている。雲は雲頂高度が中層に達し、ところどころに雲の隙間が見える。台風11号に伴う外側の雲が南西諸島の西部にかかっている。その他の地方はおおむね晴れている。

 関東地方は内陸部に帯状雲に伴う雲の一部がかかっているほか、西部の山岳域に下層の対流雲が出ている。

 雨は、北海道から東北地方北部にかけてと南西諸島の西部で降っており、午前9時までの1時間に多いところで~20mmの雨を観測している。


◆ 午前9時現在の上空の大気の状態

 北海道から本州上空は、上空の気圧の谷が通過中となっている。下層850hPa面には、朝鮮半島北部から東北地方北部にかけて温度集中帯が東西に伸びており、それに沿って西よりの風が吹いて湿潤空気が流入している。

 関東地方上空も弱い気圧の谷が通過している。全層で西よりの風が吹いて空気は乾燥しているが、700hPa面は北西風で湿った空気が流入している。500hPa面の渦度は全域で負渦度、700hPa面の鉛直流は内陸域で上昇流、その他は下降流となっている。

 高層気象観測データ(館野)
下層は、南~南西の風が卓越して吹いており、混合層は形成されていない。持ち上げ凝結高度は932hPa高度だが、やや湿っている層はこれより下層にある。大気は全層に渡って乾燥している。

 横浜周辺の地上風(*1)の分布を細かく見ると、午前9時現在は東京湾からの南東風と相模湾からの南南西風がぶつかり、湾から少し入ったところに風の収束域ができている。大気状態では混合層の形成がなかったことから、この風の収束に伴う上昇流によって下層雲が発生したのではないかと考えられる。上空は気圧の谷が通過しているが、空気が乾燥していて相当温位の鉛直分布を見ても大気はほぼ中立の状態にあるために、雲を発生させるような状態ではなかったと思われる。


*1 大気汚染物質広域監視システム(そらまめ君)より





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by y_hirarin5 | 2010-09-19 19:59 | 今日の雲

気圧の谷と谷の間(積雲)


【2010年9月18日9時02分】
@横浜市戸塚区
青い空に小さな塊になった雲が浮かんでいる。薄くて雲底に影ができていない。
快晴
午前9時現在、横浜では気温25.3℃、東の風4m/s、湿度73%


◆ 午前9時現在の気圧配置

 昨日三陸沖にあった低気圧はカムチャッカ半島の南へ移動し、北東へ進んでいる。中心から伸びる寒冷前線と気圧の谷は関東の南東海上に達している。黄河中流から停滞前線が、渤海、朝鮮半島北部を通って日本海西部に達している。南西諸島の南には台風11号があって西へ毎時10kmで進んでいる。中心気圧は945hPa、中心付近の最大風速は43m/sとなっている。一方、沿海州には高気圧があって北日本に近づいている。日本付近は閉じた等圧線はないが、高圧部の中に入っている。


◆ 午前9時現在の雲と雨

 この時間は、北海道北部にオホーツク海から延びる帯状雲の一部がかかっている。また、東北地方南部から新潟県北部にかけてと北陸に低い雲がひろがっている。

 関東地方はよく晴れており、西部や北部の山岳域に小さな対流雲が少し出ているぐらいとなっている。

 雨は、北海道の北東側と南西諸島でまとまって降っており、午前9時までの1時間に多いところで~10mmの雨を観測している。


◆ 午前9時現在の上空の大気の状態

 北日本は気圧の谷が東海上に抜けたが、下層に寒気が流入しており、北部は湿潤空気に覆われている。また、南西諸島は台風11号の近くで西部は湿潤空気に覆われている。その他のところは、等高度線は閉じていないが大きくみると高気圧の圏内に入っている。下層は北よりの風で寒気移流場となっており、乾燥した空気が入っている。

 関東地方も北よりの風で寒気移流場となっているが、下層850hPa面と中層500hPa面では空気は湿っている。500hPa面の渦度は北部で正渦度のほかは負渦度、700hPa面の鉛直流は茨城県付近で上昇流場のほかは下降流場となっている。

 高層気象観測データ(館野)
地上から899hPa高度まで東よりの風が入っており空気は乾燥している。また、対流混合層は形成されていない。湿潤層が844hPa高度~836hPa高度にあり、ここの風邪は北よりとなっている。この高度の相当温位はその下層よりも高く、大気は安定した状態になっている。


 下層は東よりの風、中層は北よりの風で寒気移流場となっている。下層850hPa高度と中層は空気は湿っているが、下層は混合層の発達ではなく移流によるものと思われる。


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by y_hirarin5 | 2010-09-18 23:59 | 今日の雲