人気ブログランキング |

<   2009年 12月 ( 1 )   > この月の画像一覧

冬型の気圧配置緩む(積雲)


【2009年12月22日午前7時36分】
@横浜市港北区
曇り
南の空に団塊状の雲が多く見られる。雲の隙間から青空がみえる。雲に太陽が当たっているところは白く輝き、太陽が当たっていないところは暗く影になっている。

午前7時現在、横浜では気温2.7℃、北北東の風2m/s、湿度43%

午前9時現在の地上天気図を見ますと、カムチャッカ半島付近と千島の南には低気圧があってそれぞれ南と東へ進んでいます。一方、東シナ海には高気圧が進んできており、西日本から中部地方に張り出しています。日本付近は冬型の気圧配置が崩れてきています。また、黄海には低気圧があって南東へ進んでいます。

午前7時現在では、北陸から北の日本海側で1時間に1mm~の降水が観測されています。気温は沿岸を中心に0~5℃、北海道や本州の内陸部では氷点下となっているため、北海道や本州の内陸部を中心に雪になっているものと思われます。

雲の様子をみますと、東シナ海東部から日本海、太平洋、オホーツク海にかけて寒気の吹き出しに伴う筋状の雲が広がっており、北陸から北の日本海側の地域にもかかっています。可視画像で細かくみると、午前8時半現在の画像では紀伊半島や中国地方の山間部にも低い雲が広がっています。

関東地方では可視画像で確認できる午前8時半現在では東京湾周辺に低い雲がかかっています。写真の雲はこの雲の一部と思われます。この雲は時間の経過に伴って、東京湾北東側の神奈川県や東京都上の陸上の雲は消えていっています。地上気温は7時現在で1~4℃弱、時間の経過に伴って南や東京湾周辺から内陸にかけて5℃以上の範囲が広がっていっています。地上風は午前7時現在で内陸部では西よりの風、東京湾周辺では北よりの弱い風となっています。上空の風も全般に西よりの風ですが、高度1kmでは千葉県の勝浦で南よりの風を観測しており、収束が見られます。

午前9時現在の高層気象観測データをみますと、ゾンデのデータから関東平野の南にある八丈島上空は、高度1200~1900m付近に湿潤層があります。下層は全般に西よりの風になっており、その層に対して下層でも上層でも20kt以上の風が吹いていますが、その層は14~18ktとやや弱く吹いています。また、2000mより高高度は相対湿度が10%前後かそれ以下の乾燥層になっています。

高層天気図をみますと、前日に上空の気圧の谷が通過し、日本列島上空を寒気の中心が通過しています。弱い寒気移流か温度移流なしの状態になっています。上空5400m付近の寒気は、-30℃の等温線は東北地方南部を通っています。また寒気の中心はサハリン南部の上空にあり中心付近の気温は-40℃以下となっています。一方、高度1500m付近の下層では、関東から西の地方は風は南よりの成分が入り、暖気移流場となっています。
by y_hirarin5 | 2009-12-22 23:59 | 今日の雲