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北高型の気圧配置、南海上には停滞前線(高層雲)


【2009年10月25日14時18分】
@横浜市戸塚区
曇り
厚い雲に覆われているが、ときどき雲から太陽が透けて見える。雨は止んでいて地面は乾きかけている。雲の表面は形は判然としないが、濃淡がわずかに見られる。
午後2時現在、横浜では気温15.0℃、北の風5m/s、湿度77%

午前9時現在では、南西諸島の南に台風20号があって北東へ毎時20kmで進んでいます。中心気圧は980hPa、中心付近の最大風速は28m/s、中心付近の最大瞬間風速は40m/sとなっています。また、台風の北東側から停滞前線が小笠原諸島近海を通って日本のはるか東に達しています。一方、北海道の東には高気圧があって東南東へ進んでいます。この高気圧の勢力は関東地方や朝鮮半島の東海上に延びていますが、これらの間の西日本から能登半島沖にかけて気圧の谷がみられます。

写真を撮った頃の午後2時半現在の気象衛星の画像をみると、台風20号周辺に雲頂高度が高くて厚い発達した積乱雲がみられます。また台風の雲の北側から日本の南海上を停滞前線に伴う帯状雲が日本のはるか東に延びています。この帯状雲は西日本の太平洋側にかかっているものは厚い雲が中心となっていますが、それ以外の東北地方南部まで広がる雲は雲頂高度は高いものの薄い雲が中心となっています。関東地方から東北地方南部の太平洋側にかけてはこれに加えて下層雲が広がっています。降水は午後3時までの1時間に南西諸島から北部を除く九州を中心に数mmの雨を観測しています。そのほかでは関東地方の山沿いでも数mm観測しています。
by y_hirarin5 | 2009-10-25 23:59 | 今日の雲

移動性の高気圧と南海上の停滞前線(層積雲)


【2009年10月23日12時47分】
@東京都目黒区
曇り
西の空や東の空の低いところには厚い雲が広がっている。頭上は小さな雲が浮かんでいる。
午後1時現在、大手町では気温20.1℃、北北東の風2m/s、湿度54%

午前9時現在、千島付近にある低気圧は南東へ進んでいます。また、日本の南海上には前線が停滞しています。岩手県付近には高気圧の中心があって東へ移動していますが、勢力を朝鮮半島南部まで残しています。また、朝鮮半島の北にも高気圧があります。これらの高気圧の間の日本海には気圧の谷がみられます。

写真を撮った頃の午後1時現在の気象衛星の画像をみると、日本の南海上に停滞前線に伴った厚い帯状雲が、台湾付近から日本の南を通って日本のはるか東に延びています。この帯状雲は紀伊半島の南海上で途切れています。全体的に厚い雲で構成されており、ところどころで雲頂高度が中層に達しています。また、雲の表面は凹凸があり、対流雲が含まれています。この雲の一部が南西諸島から九州南部までと関東地方の南部にかかっています。また、北海道から日本海中部にかけても雲の帯が延びています。これらの雲の下の南西諸島と北海道では午後1時までの1時間にところによって10mmを越す強い雨が降っています。

上空の天気図をみると、大まかにはシベリア東部から日本海中部にかけてと、チベット高原の東にそれぞれ気圧の谷が延びている。このうち前者は地上天気図でみられた気圧の谷に対応しており、この前面で西よりの風に伴って暖気移流が発生し、日本海北部では上昇流が強まっている。この上昇流域に気象衛星で見られた帯状の雲が対応している。
また、台湾付近から日本の南海上にかけては、地上の停滞前線に対応した温度集中帯が延びている。この南のフィリピンのルソン島の東には台風20号があり、この東側で南よりの風が卓越している。また、850hPa面でははっきりしないが、700~500hPa面にかけては太平洋に高気圧があり、この北西縁辺に沿って南よりの風が吹いている。このため、停滞前線に向かって南よりの風が流入している。一方、日本上空には背の低い高気圧があり、この南の縁辺に沿って東よりの風が卓越している。これらの風の収束する付近に前線が存在し湿潤空気に覆われている。特に強い収束のみられる小笠原諸島の東海上や台湾の東では上昇流が強まっています。この2つの領域を中心に雲が発達しているため、帯状雲の途中で雲が途切れているようにみえるのです。

関東地方にかかっている雲は、南海上の帯状雲の北側に分布するかけらのようなものです。気象衛星の画像で見る限りは下層の小規模の雲が中心となっています。
by y_hirarin5 | 2009-10-23 23:59 | 今日の雲

移動性の高気圧やや北偏(巻雲、巻積雲)


【2009年10月22日12時36分】
@東京都目黒区
晴れ
空の北半分を薄い巻雲や巻積雲が覆っていたが、急速に北へ移動していき、数分後には雲がほとんどなくなった。その後も南から雲が移動して今度は曇り空となった。
午後12時現在、大手町では気温20.8℃、北北西の風2m/s、湿度39%

午前9時現在では、オホーツク海南部に低気圧があってほとんど停滞しています。また、南西諸島から小笠原諸島付近の東海上まで前線が停滞しています。一方、日本海には高気圧が進んできており、東北地方から九州までの広い範囲を覆っています。その北西側の中国東北区には低気圧が進んできています。

写真を撮った午後12時半ごろの気象衛星の画像をみると、日本の南海上には停滞前線に伴って台湾付近から日本の東海上まで帯状の雲が延びています。その一番北側の雲が九州南部から関東地方南部までの太平洋沿岸を中心にかかっています。帯状雲は厚く雲頂高度も中層~上層と高いのですが、陸地にかかっているものの大部分は雲の端ということもあり薄くものが中心となっています。この帯状雲はこれを構成する個々の雲が東へ移動しつつ、全体的に北上したり南下したりしていた影響で、東京でも晴れたり曇ったりしていました。雨は午後1時までの1時間に南西諸島でところどころ数mmを観測しました。

上空の天気図をみると、中国東北区から中国大陸東岸にかけて気圧の谷が南北に伸びています。日本付近はその東側にあたり、下層では西よりの風で寒気移流場、中層から上層にかけては西南西風が卓越しています。上層の強風軸は日本海から近畿地方、東北地方を通って日本の東海上に延びています。その南側の下層には地上の停滞前線に対応した温度集中帯が九州の南から関東地方を通って日本の東海上に延びています。この温度集中帯の南側では南よりの風が卓越し、一方で北側では北よりの風となって収束場になっています。このため、この間では温度集中帯の南縁に沿って上昇流が強まっているところがあります。しかし、この大部分は海上にあるために、日本にはほとんど影響はありません。
by y_hirarin5 | 2009-10-22 23:59 | 今日の雲

気圧の谷の通過(高層雲)


【2009年10月17日15時56分】
@横浜市戸塚区
全天を厚い雲が覆っている。雲底は畝状になっており、形が判別できる。雨はこのときは降っていないが、1時間ほどして強い雨が降り出した。
午後3時現在、横浜では気温20.2℃、南南西の風2m/s、湿度61%

午前9時現在、日本海西部と朝鮮半島の北には低気圧があって、それぞれ北東と東北東へ進んでいます。また、台湾から南西諸島を通って日本の南海上には前線が停滞しており、これらを結ぶ気圧の谷が西日本に近づいています。フィリピンの東には台風20号があって北西へ進んでいます。一方、千島の南には高気圧があって東日本の太平洋側に勢力を残しています。

写真を撮った午後3時現在では、気圧の谷は中国・四国地方まで進んでいます。雲の分布をみると、朝鮮半島の南の低気圧周辺では、低気圧の北側から東側にかけて雲頂高度の高く厚い雲が広がっており、その南端が東北地方に近づいています。また、そのさらに南には雲頂高度の低い雲が中国地方や紀伊半島や東海地方にかかっており、この低い雲の下では1時間に5mm程度、場所によっては10mm相当の降水を観測しています。また、日本の南海上の前線やその前面に雲頂高度の高い厚い雲が広がっており、そこ北端が関東地方南部にかかっています。その他の地方は全般に小さな対流雲が点在しており、よく晴れています。

高層天気図をみると、朝鮮半島の北の低気圧は上層では深い気圧の谷となっており、中心付近に強い寒気を伴っています。下層では低気圧の東側(前面)では南よりの風に伴って暖気移流が、西側(後面)では北よりの強い風に伴って寒気移流が発生しています。その境界付近には強い上昇気流場が発生し、この周辺に湿潤域が広がっており、雲の分布と一致しています。一方、日本の南海上の前線付近には、温度集中帯がみられますが、その東側の小笠原諸島付近にまで温度集中帯が続いており、地上低気圧には現れていない潜在的な前線が存在しています。その北側の東日本では、中層から上層の気圧の谷の前面にあたり、地上から上層まで南よりの風が卓越して暖気移流場となっています。この状況は写真を撮った午後3時ごろも持続しており、南海上の前線周辺で発生した雲の一部が南よりの風に移動してきたものと思われます。
by y_hirarin5 | 2009-10-17 23:59 | 今日の雲

西から高気圧に覆われる(積雲)


【2009年10月15日12時50分】
@東京都目黒区
快晴
空の低いところにときどき積雲が浮かんでいるほかはよく晴れている。
午後1時現在、大手町では気温21.5℃、南南東の風3m/s、湿度47%

午前9時現在では、北海道北部に低気圧があって南東へ進んでいます。また、日本の東海上に前線を伴ったて移気圧があって次第に日本から離れています。一方、長江河口付近に高気圧があって、東北地方まで張り出しています。東北地方から九州までの広い範囲がこの高気圧に覆われています。一方、中国東北区には低気圧が進んできています。

南西諸島南部や低気圧に近い北海道ではところどころ、午後1時までの1時間に数mmの降水が観測されています。雲のようすをみると、台湾の北から南西諸島南部、日本の南海上から日本の東海上にかけて下層から中層の雲で構成された帯状雲が延びています。また、北海道はほぼ全域が低い雲に覆われています。降水はこういった雲の下で観測されています。一方、九州から東北地方にかけてはところどころで小さな対流雲が出ている程度でよく晴れています。

午前9時現在の高層天気図をみると、オホーツク海からカムチャッカ半島付近にかけて大きな低気圧があり、それに伴う気圧の谷は日本の東海上に出ています。一方、地上天気図で見えた中国東北区の低気圧は中層付近に寒気を伴っています。この付近は下層では温度集中帯があって、この付近で低気圧循環があり、地上天気図には現れていませんが前線帯が存在します。この低気圧はゆっくりと沿海州から日本海に近づいています。日本の南海上にあった帯状雲は下層では温度集中帯があり、一方で上層にはその北側に強風軸が通っています。
by y_hirarin5 | 2009-10-15 23:59 | 今日の雲

全国的に低圧場の中(高層雲)


【2009年10月14日12時38分】
@東京都目黒区
曇り
厚い雲が空に広がっているが、雲の隙間からところどころ青空が見える。雲は色の濃いものと薄いものが混在している。
午後12時現在、大手町では気温、19.8℃、東南東の風2m/s、湿度58%

午前9時現在の天気図をみると、オホーツク海やカムチャッカ半島付近には低気圧があり、そこから延びる気圧の谷が千島の南の低気圧と日本のはるか東の低気圧を結んでいます。一方、日本海西部には低気圧があって東へ進んでいます。また、日本の南海上には前線が停滞しています。

午後12時半現在では、広範囲を覆う組織的な雲は、日本海の西部の低気圧から延びる厚い雲が中国地方にかかっているのと、南海上の前線の北側に広がる下層雲が関東地方南部沿岸域を中心に広がっているものが挙げられます。そのほかも全国的に小さな下層雲がかかっており、全国的に雲の多い状態となっています。また、午後1時までの1時間に北海道や山口県、千葉県や茨城県、新潟県などで数mm程度の降水が観測されています。
by y_hirarin5 | 2009-10-14 23:59 | 今日の雲

高気圧の中心は東の海上へ、西から気圧の谷が接近(高積雲)


【2009年10月12日15時03分】
@横浜市戸塚区
晴れ
東の空に積雲の列と、その南側に薄く広がる高積雲がみられる。高積雲には厚みがあって雲に影が見える。
午後3時現在、横浜では気温21.1℃、東南東の風3m/s、湿度58%

午前9時現在、千島付近には低気圧があって東へ進んでいます。またオホーツク海北部にも低気圧があり、底から延びる気圧の谷が日本海北部に延びています。一方、福島県付近には高気圧があって東へ進んでいます。
by y_hirarin5 | 2009-10-12 23:41 | 今日の雲

西から高気圧が張り出す(高積雲)


【2009年10月11日9時9分】
@横浜市戸塚区
快晴
きれいな青空が広がり、その中に小さめの丸い雲が浮かんでいる。
午前9時現在、横浜では気温18.7℃、北の風3m/s、湿度53%

午前9時現在では、国後島付近に低気圧があって東へ移動しています。また、小笠原諸島の南にある台風19号はほとんど停滞しています。一方、大陸に中心を持つ高気圧が東へ移動しつつ、日本付近に張り出しており、北日本では冬型の気圧配置になっています。

低気圧の東側にあたる千島付近には雲頂高度の高い厚い雲が覆っていますが、西側の北海道北東部には低い雲のみがかかっています。また、新潟から北の日本海側の地域には下層の対流雲が広がっています。これらの雲が広がっている地域では1時間に数mm程度の降水が観測されています。

一方、大陸東岸から東シナ海にかけては低い雲が広がっており一部が九州にかかっています。時間の経過に伴って個々の雲は東へ移動していますが、その東端にあたる西日本付近で移動してきた雲が消えています。しかし、夕方にかけては中国、四国地方周辺まで低い雲が広がってきています。

その他の地域ではおおむね晴れており、近畿地方や関東地方では山沿いの一部に小さな対流雲が発生しましたが、夕方にかけては消えてしまいました。

上空の天気図をみると、国後島付近の低気圧は上層300hPa高度の気圧の谷に繋がっています。また、気圧の谷の中心付近に寒気を伴っており、気圧の谷の西側では寒気移流が発生しています。下層の対流雲は寒気の移流に伴う筋状雲です。また、北日本だけではなく九州南部に至るまで寒気移流場となっています。

一方、この気圧の谷の西側のモンゴル付近には次の気圧の谷が進んできています。西日本はこれら気圧の谷の間の気圧の尾根の中に入っています。一方、中国南部から東シナ海南部にかけては下層に地上天気図には現れていない前線帯があり、この付近は湿潤空気に覆われておりこれが下層の雲に対応しています。

関東地方上空は気圧の谷が通過して、下層は寒気移流場になっていますが、関東地方南部は中層の正渦度移流場の中に入っています。総観規模での雲発生の要因や、そもそも広域を覆う雲は発生していませんので、写真の雲は中層に流入する湿潤空気によるものと思われます。
by y_hirarin5 | 2009-10-11 23:59 | 今日の雲