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今日の雲20080731


【2008年7月31日12時43分】
@東京都目黒区
晴れ
昨日と同様に大きな積雲系の雲が広がっているが、東側の空は雲がなく青空が広がっている。写真は雲の多い部分を撮ってある。
午後12時現在、大手町では気温28.1℃、東の風2m/s、湿度56%

午前9時現在、台風から変わった熱帯低気圧は長江中流から北へ向かって進んでいる。日本付近は、カムチャッカ半島の南から南西に張り出す高気圧と、朝鮮半島の北にある高気圧の圏内に入っている。また、シベリア東部には低気圧があって東へ進んでいる。

午後12時半現在では、日本海中部に小さな渦状の雲があり、そこから南に伸びる雲が北陸地方にかかっている。雲は渦周辺のものは雲頂高度が低いが、南に伸びる雲は南ほど雲頂高度が高く発達している。この雲の下では1時間に1mm程度の弱い雨が降っている。一方、中国地方から四国地方にかけて厚い下層雲がかかっておりこちらではところどころ1時間に~30mm相当の強い雨が降っている。そのほかの中部地方や東日本でも山岳域を中心に小さな下層雲がかかっている。また、東北地方から関東地方の太平洋側の一部に下層の雲が広がっている。

上空では、下層で東日本上空を弱い寒気が通過している。また、寒気の南側の東北地方では南西風の暖気移流場となっているが、その西の地方では、西日本上空に高気圧があるために北西~北よりの風が卓越しており温度移流はほとんど見られない。一方、シベリア東部の低気圧は上空に寒気を伴った背の高い低気圧でその南西側の北海道からサハリンにかけては南よりの風で暖気移流場となっており、低気圧の東側に湿潤空気が流入している。関東地方から東北地方南部にかけては高度1km付近まで東部の海側から東よりの風が吹いており気温が昼前後でも30℃を下回っていたが、東京湾周辺では昼過ぎには南よりの風に変わりそれと同時に気温が上昇し一時的に30℃を超えた。
by y_hirarin5 | 2008-07-31 23:59 | 今日の雲

今日の雲20080730


【2008年7月30日12時34分】
@東京都目黒区
晴れ
全体的に雲が多いが、北東の空は晴れ間が広がっている。積雲系のもくもくした雲が大部分で幅の広い扁平雲が主体。大きさから層積雲にも見える。北の空にはところどころ塔状に発達した積乱雲が見える。
午後12時現在、大手町では気温28.7℃、南の風3m/s、湿度57%

午前9時現在、伊豆諸島付近には低気圧があって東へ進んでいる。また、本州の東にも低気圧があって東北東へ進み、これらの低気圧に続く日本海から伸びる気圧の谷が東北地方南部から中国・四国地方に広がっている。一方、千島付近には高気圧があって東南東へ移動している。また、南西諸島の東にも高気圧があり、九州から黄海にかけてここから伸びる高圧帯の中にある。

午後12時半現在、本州付近には大きな擾乱に伴う組織的な雲はなく、全国的に山沿いを中心に小さな下層の粒状の積雲が広がっている。また九州から中国地方の西部にかけては上層の薄い雲がかかっているが、これらの地域は夕方にかけて一部で下層の積雲から大きな団塊状の積乱雲に発達した。

上空は寒気が東海上に抜けつつあり、本州上空は全般に北西風が卓越している。寒気の西の端の東北地方南部の太平洋沿岸域では湿潤域があり雲の分布と対応しているが、午後にかけて雲は徐々に薄くなっていった。
by y_hirarin5 | 2008-07-30 23:59 | 今日の雲

今日の雲20080729


【2008年7月29日12時3分】
@鹿児島県屋久島町 宮之浦港
曇り
屋久島の特に山の上はべったりと雲に覆われている。また、上層には薄い巻雲が広がっている。
午後12時現在、屋久島では気温30.9℃、南南東の風6.4m/s、湿度73%

午前9時現在、長江下流の南には台風8号があって西北西へ進んでいる。中心気圧は990hPa、中心付近の最大風速は22m/sとなっている。また、関東の南東海上には低気圧があって南東へ進んでいる。青森県の西方海上にも低気圧がありほとんど停滞している。シベリア東部にある低気圧は北北東へ進んでいる。日本付近は近畿から東の地方は気圧の谷の中に入っている。一方、四国の南には高気圧があって西へ進み、九州へ張り出している。

気象衛星で雲の様子をみると、山形県沖の日本海に下層雲で構成される渦状の雲があり、東北地方を覆っている。それとは別に近畿地方から四国にかけて幅が大きな発達した積乱雲があり、弱まりながら次第に南東へ移動している。また、関東地方でも午後にかけて小さな積乱雲
が見られた。一方、九州南部は台湾付近にある台風の外側の上層雲がかかっている。
by y_hirarin5 | 2008-07-29 23:59 | 今日の雲

今日の雲20080728


【2008年7月28日12時6分】
@鹿児島県屋久島町
晴れ
青い空、海の上には白い大きな積雲が浮かんでいる。その数は多い。午後には山頂付近に雲がべったりと張り付き、島の南側では短い時間に激しい雨が降った。
午後12時現在、鹿児島県屋久島町尾之間では気温29.3℃、東の風2m/s

午前9時現在、日本海には低気圧があって東へ進み、北日本へ近づいている。また、停滞前線が朝鮮半島の南から山陰沖、能登半島付近を通って関東地方の東海上に達している。東日本はこれらから伸びる気圧の谷の中に入っている。また、台湾には台風8号があって北西へ進んでいる。一方、本州の南海上には高気圧があって西北西へ移動し西日本へ張り出している。また、オホーツク海にも高気圧があり北日本の太平洋側を覆っている。

気象衛星で雲のようすを見ると、日本海には低気圧に伴う渦状の雲があり、そこから日本海側の地域上に近畿地方まで雲頂高度の高い発達した雲バンドが伸びている。雲は時間の経過に伴って次第に南へ移動し近畿地上上空に広がっている。また、中国地方の瀬戸内側の一部の地域と宮崎県付近でも雲が発達している。一方、台湾付近にある台風に伴う一番外側の雲が南西諸島から九州の南へ近づいている。

上空のようすを見ると、下層では本州の南から張り出す高圧帯が朝鮮半島から東北地方まで覆っている。一方、台湾付近には台風に伴う気圧の谷がある。このため、風は昨日と同じで南西諸島から九州にかけては南よりの湿った風が入り、東北地方から西の地域では西よりの風となっている。下層は弱いながらも暖気移流場となっている一方で、上層では寒気が本州上を通過しているため、大気が不安定になっている。また、中層から上層では北海道から南西海上に気圧の谷が伸びており、このためにこの高度では正渦度場となって上昇流が強まっている。このため雲が発達し各地で短時間に強い雨をもたらしたものと思われる。
by y_hirarin5 | 2008-07-28 23:59 | 今日の雲

今日の雲20080727


【2008年7月27日17時38分】
@鹿児島県屋久町
晴れ
屋久島の南側の尾之間から北東側の本富岳(もっちょむだけ)方向を写してみた。標高900mを超える山頂付近は厚い雲にべったりと覆われている。この写真を撮った30分ぐらい前には周辺で一時的に大粒の激しい雨が降った。
午後5時現在、屋久島の尾之間では気温27.5℃、東北東の風3m/s

午前9時現在、停滞前線が朝鮮半島南部から山陰沖の日本海、新潟県から千葉県方面を横切って本州のはるか東海上に伸びている。また、南西諸島の南には台風8号があって北西へ進んでいる。一方、オホーツク海には高気圧があって北日本を覆っている。また、小笠原諸島付近にも高気圧があり、東海から西の太平洋側の地域に張り出している。

気象衛星で雲のようすを見ると、対馬海峡から中国、近畿と北陸に大きな団塊状の積乱雲がかかっており、次第に東へ移動している。また、東北地方から関東、静岡県まで下層の層雲に覆われている。その他の地域では山岳域を中心に下層の積雲が出ているが、午後にかけて、九州や中国地方で次第に積乱雲へと発達していった。また、鹿児島県の南の屋久島でも夕方にかけて小さな積乱雲がみられた。

上空は、南西諸島の南に台風8号に伴う低気圧、西日本上空には高気圧がある。このため南西諸島では南東風、九州南部は南風、本州上は西よりの風となっている。特に湿った空気の流入や温度移流はないが、東北地方には下層に温度集中帯があるために暖気移流場になっており空気が湿っている。中層では四国付近まで弱い寒気に覆われており、大気が不安定な状態にあった。屋久島では山岳頂上付近でも南よりの風となっており、島の南側では南風により湿った空気が山によって強制的に上昇し、雲が発達していった。そのため島の南側を中心に特に午後にかけて時折強い雨が降ったと思われる。
by y_hirarin5 | 2008-07-27 23:59 | 今日の雲

今日の雲20080726


【2008年7月26日9時33分】
@鹿児島空港
やってきました鹿児島空港。厚い雲に覆われている。幅の広い積雲系の雲でその隙間から青空と太陽がときどき見える。
午前9時現在、鹿児島空港近くのアメダス地点の溝辺では、気温26.6℃、東北東の風1m/s

午前9時現在、停滞前線が対馬海峡から日本海、東北地方南部を通って、本州の東海上に達している。また、南西諸島の南には台風8号があって西へ進んでいる。一方、日本海北部には高気圧があって東へ進み、北日本を覆っている。また、北太平洋上の高気圧が西日本へ張り出している。

気象衛星の雲のようすを見ると、対馬海峡から日本海、東北地方南部を停滞前線に伴う雲の帯が伸びている。このうちで日本海西部のものは大きな団塊状の積乱雲で上層の薄い雲が周辺に見られる。東北地方南部にかかる雲は下層の雲が主体で、ところどころに雲頂高度の高い発達した小さな積乱雲が見られる。また、この雲の南北の東北地方北部や関東地方にも下層の雲がかかっており、夕方にかけて山岳域を中心に積乱雲に発達している。南西諸島の南には台風8号に伴う渦状の雲がみられ、その外側の雲バンドが九州南部、四国、紀伊半島の南を通って東へ伸びている。この雲バンドはところどころ小さな積乱雲があり、次第に北上しながら午後にかけて急速に発達している。その他の地方は山岳域を中心に下層の積雲が見られる。
鹿児島県は雲バンドの下にあり、発達した対流雲は下から見れば写真のとおりになっている。

上空のようすは、太平洋から張り出す高気圧が西日本を覆っており、この高気圧を回り込むように南西諸島や九州では南よりの風、それ以外の西日本上空では南西風、東北地方では西よりの風になっている。また、その周辺の南西諸島、朝鮮半島の付近、北日本のそれぞれ低気圧が見られる。西日本の高気圧は暖かく、北日本を通過する寒気を伴った気圧の谷との間に温度集中帯を形成し、周辺に湿潤空気を伴っている。これが停滞前線に対応している。日本海にある発達した大きな積乱雲は、その西側にある寒気を伴った上空の低気圧によるものと考えられる。九州南部から四国にかけてかかる雲バンドに対応する風の収束や湿潤空気の流入などの現象は特にみられない。総観スケールでは解析できないより小さな現象かもしれない。
by y_hirarin5 | 2008-07-26 23:59 | 今日の雲

今日の雲20080725


【2008年7月25日12時分】
@東京都目黒区
晴れ
上空に薄い雲と、小さな積雲が見られる。全般に空は白くにごっている。
午後12時現在、大手町では気温33.3℃、南南東の風5.1m/s、湿度60%

午前9時現在、停滞前線が長江河口の北から朝鮮半島南部、日本海、東北地方南部を通って本州の東海上に達している。前線上の日本海西部と朝鮮半島付近には低気圧があって東へ進んでいる。また、北海道の東にも低気圧があって東へ進んでいる。本州の南海上には熱帯低気圧があって西へ移動している。日本付近は大きな気圧の谷の中にある一方で、カムチャッカ半島の南から高気圧が張り出し、西日本を南から覆っている。

日本付近の雲のようすを見ると、朝鮮半島付近から東に伸びる前線に伴う帯状の雲が東北地方から関東地方北部にかかっており、次第に東へ移動している。帯状雲の内、朝鮮半島付近と日本海中部に広がる雲は雲頂高度が高く発達した積乱雲で、後者は次第に北陸以北の日本海側の地域に近づいている。停滞前線の西の端の黄海には低気圧に伴う下層の渦状の雲がみえる。関東から西の地域は晴れの範囲内に入っているが、山岳域の特に北側を中心に下層の対流雲が発生している。このうち関東地方北部のものは夕方にかけて、大きな積乱雲にまで発達している。

上空は、朝鮮半島付近と北海道の北に寒気を伴った気圧の谷がみられる。その他の地方は高圧帯の中で暖気に覆われており、西よりの風で暖気移流場となっている。上層では北海道の北にある低気圧がある影響で南側の高圧帯との間で等圧線と等温度線が狭くなり、その付近で強風軸が見られる。東北地方にかかる帯状雲は、上層雲がこの強風軸の南側に分布し、下層での西よりの風に伴う暖気の移流と上層の寒気の通過で大気が不安定になり厚い雲となっている。帯状雲の北側の日本海では東よりの風が吹いており、南側の西よりの風との間に収束線を作っていて、日本海南部ではところどころ上昇流が強まっている。これが帯状雲の中でも特に発達した積乱雲を形成している。
by y_hirarin5 | 2008-07-25 23:59 | 今日の雲

今日の雲20080724


【2008年7月24日12時34分】
@東京都目黒区
晴れ

午後12時半現在、大手町では気温31.7℃、南東の風5m/s、湿度60%

午前9時現在、三陸から本州の東海上にかけて前線が停滞している。また、その北側のオホーツク海南部や千島付近には低気圧があって東北東へ進んでいる。北日本は気圧の谷が通過している。一方、関東から西の地方は東から張り出す気圧の尾根の中にある。その他、本州の南海上には熱帯低気圧があってほとんど停滞していること、山東半島付近には前線を伴った低気圧があって北東に進んでいることが挙げられる。

雲のようすを気象衛星の画像で見てみると、東北地方には帯状の雲がかかっている。この雲は本州の東海上から日本海、朝鮮半島北部と山東半島付近まで伸びる帯状雲の一部で、中層から上層のやや厚めの雲で構成されている。これらは全体的に東へ移動している。一方、関東地方から西では山岳域を中心に下層の小さな積雲が広がっている。これらは夕方ごろに関東地方北部や山陰地方の一部で急激に発達し積乱雲となっている。この現象は、北日本を通過する帯状雲の南端にあたる地域の一部で発生しているが、逆に帯状雲の南端すべてで起こっているわけではない。

地上付近は日本周辺に高気圧がはっきりと描かれていないが、上空は南から高気圧に覆われており、その北縁にあたるため下層では全般に南西風が卓越している。本州の南には暖気域があるため、東北地方から西では暖気移流場になっている。また、中層から上層にかけては本州の南に大きな高気圧がありその高度で気温が高くなっている。一方、北日本は上層の低気圧から伸びる気圧の谷が通過している。この気圧の谷はごく弱いながらも寒気を伴っている。

東北地方にかかる帯状雲は、本州南の高気圧と北日本を通過する上層の低気圧の間に広がっている。ここには上層の強風軸が存在しており、この南側に発生するジェット巻雲と下層の暖気移流により発生する下層から中層の雲からなると思われる。帯状雲に近い関東地方北部や山陰地方では積雲の一部が積乱雲まで発達したが、帯状雲から遠い地方では、上空の気温が高いために大気が安定している。このため雲は発達できなかった。


(昨日と同じ結論。。。)
by y_hirarin5 | 2008-07-24 23:59 | 今日の雲

今日の雲20080723


【2008年7月23日12時43分】
@東京都目黒区
晴れ
暑い
写真の右上に太陽があるため、白いもやもやした雲上には虹色の日暈がみえる。薄い雲は上層の巻層雲、白く濃い雲は下層の積雲で、これらの雲が入り混じっている。
午後12時現在、大手町では気温31.2℃、南南東の風6m/s、湿度63%

午前9時現在では、日本海中部や北部には低気圧があって次第に北日本に近づいている。また、その低気圧の南側の日本海から東北地方北部にかけては前線が停滞している。東北地方南部から西の地方は太平洋から張り出す高気圧に覆われている。このほかに気になるのは、南西諸島の南東海上にある熱帯低気圧でこれが次第に西に進んでいること、中国大陸東岸には前線が伸びており、前線上にある低気圧が北東に進んでいることである。

午後12時半現在の雲の様子を気象衛星の画像で見ると、北海道や東北地方には低気圧や停滞前線に伴う帯状の雲が広がっており、その雲の西の端は中国大陸から朝鮮半島北部に伸びる別の停滞前線に伴う雲に続いている。北日本周辺の雲は中層から上層の薄い雲が主体になっており、雲の厚いところは北海道の東海上に出ている。一方、中国大陸の雲は渤海や黄海周辺のものが団塊状になっていて発達している。梅雨前線上によく見られる団塊状の積乱雲と同じものと思われる。これらの雲は全体的に東北東へ進んでおり、発達した雲はすぐに日本付近に近づくものではない。一方、そのほかの地方では小さな粒状の雲が広がっている。下層の小さな積雲と思われる。これらの雲は、夕方に東北地方にあった前線に伴う雲が南下するのに伴って関東地方北部や長野県北部、山陰地方などの山岳域でところどころ丸く発達した積乱雲になったものがあった。
関東地方上空に広がっていた雲は、積雲はそこで発生したもの、上層雲は北日本の停滞前線に伴う雲の一部がかかったものと思われる。

上空は、下層では関東から西の地方は高気圧に覆われており、本州の南海上には暖気があり南西風による暖気移流場になっている。本州付近は下層は上昇流場の中にあるものの高気圧の圏内で負の渦度場の中にあるためそれ以上上昇気流は強まらなかった。そのため下層では気温が上がり各地で小さな下層の積雲が発生したものの雲が発達できなかった。一方、北日本や中国大陸の前線や低気圧に近い関東地方北部から山陰地方にかけては、午後に入って次第に前線が南下してきてより不安定な大気の中に入った。そのため下層の小さな積雲は発達し一部で発達した小さな積乱雲となったと考えられる。
by y_hirarin5 | 2008-07-23 23:59 | 今日の雲

今日の雲20080722


【2008年7月22日12時38分】
@東京都目黒区
晴れ
大きな積雲が広がっている。写真ではその境界部分を撮ってみた。
午後12時現在、大手町では気温31.1℃、南南東の風4.2m/s、湿度59%

午前9時現在、梅雨前線が朝鮮半島南部から日本海を通って東北地方北部に伸びている。その北側の沿海州南部には低気圧があって北東へ進んでいる。また、朝鮮半島の北にも低気圧がありこちらはほとんど停滞している。本州の南海上には低気圧があって西北西へ進んでいる。一方、オホーツク海には高気圧があって南へ進み、関東地方東部から西日本へ向かって張り出している。

雲の動きを気象衛星の画像で見ると、日本海から東北地方北部にかけて帯状の雲が伸びている。この雲は下層~中層の厚い雲が主体となっているが、その南側には別の上層の薄い雲で構成された帯状雲がある。また、それらとは別に北陸から新潟県付近の日本海沿岸に小さなライン状の雲があり、その南端の能登半島付近の雲は丸くて雲頂高度が高い団塊状の積乱雲となっている。これらは次第に東北東へ移動している。一方、そのほかの地方では特に組織的な雲はなく、山岳域を中心に下層の小さな積雲がいくつも見られる程度となっている。九州や関東地方など一部では夕方にかけてこれらの積雲の一部が積乱雲へと発達した。

上空は、オホーツク海から張り出す高気圧の影響で下層では東日本の寒気があり、西日本の暖気域との間に梅雨前線に対応する温度集中帯が見られる。この温度集中帯は日本海中部を通って朝鮮半島付近に達している。また、北陸から東北地方の日本海側では南西風が卓越し暖気移流場となっている。温度集中帯の北側の中国東北国は中心付近に寒気を伴った低気圧や気圧の谷がみられる。これは上層まで続いた背の高いものとなっている。本州付近上空は中層では暖気域となっており、全般に南西風が卓越している。中層から上層の強風軸は日本海から北海道上空にあり、上層の薄い帯状雲はその南端に沿って分布している。

館野(茨城県つくば市)の高層気象観測データを見ると、午前9時現在では1500m付近に逆転層があり、地上からその層までは相対湿度が高く大気が湿っているが、その層より上空では乾燥している。関東地方はオホーツク海から張り出す高気圧に伴って寒気が通過しているが、全般に南よりの風が卓越した暖気移流場となっている。大気は条件付不安定な場なために雲は発生発達するが、逆転層があるために上空へは発達できる横に広がることになる。
by y_hirarin5 | 2008-07-22 23:59 | 今日の雲