人気ブログランキング |

低気圧から延びる気圧の谷(高積雲)


【2009年4月2日9時18分】
@東京都立川市
快晴
西の空の低いところは霞んでおり、雲なのか霞んでいるだけなのか判別できない。頭上はきれいな青空が広がっておりぽつぽつと薄い高積雲が見える。
午前9時現在、府中では気温10.3℃、北西の風5m/s





◆天気概況:地上天気図

午前9時現在、日本の東海上には前線を伴った発達中の低気圧があって北東へ進んでいる。低気圧から延びる気圧の谷が日本の南海上に達している。一方、黄海には高気圧があって東へ進み西日本に張り出している。
日本付近は冬型の気圧配置になっている。


◆雲と降水:気象衛星、レーダーアメダス解析雨量他

午前9時現在、日本の東海上には低気圧に伴う厚い雲が広がっているが、関東の南東海上には別の渦状の雲がみられる。この北西側の低い雲が関東地方の沿岸から伊豆半島にかかっている。この雲はこの後は南東へ移動したため陸地では急速に晴れ間が広がった。一方、中国地方から東北地方までの日本海側と紀伊半島には寒気の流入に伴う下層の筋状雲が広がっているが、日本海上のものは沿岸から近いところのみとなっている。大陸南部から南西諸島付近にかけては、中層から上層雲で構成された雲バンドが延びている。


◆高層大気の状態:高層天気図、高層気象観測データ、ウィンドプロファイラデータ他

午前9時現在、日本の東海上の地上低気圧に伴って下層から中層かけては日本の東海上に上空の低気圧が、上層では東日本上空に気圧の谷が北から延びている。

日本付近は下層から中層では日本の東海上の気圧の谷の後面にあたるため、北よりの風が卓越している。また、下層では寒気移流場になっており、北日本を寒気の中心が通過している。上層では気圧の谷の南側にあたる東海から関東の南海上で風速が大きくなっており、九州から関東地方にかけては強風軸が延びている。

関東の南東海上にあった渦状の雲は、低気圧から延びていた気圧の谷に伴うもので、この西側は下層で湿潤空気に覆われている。また、この付近は下層で上昇気流が強いために雲が発達している。


------------------
日本ブログ村のランキングに参加しています。
よければクリックをお願いします。
やる気がピヨピヨと沸いてきます。

にほんブログ村 写真ブログ 雲・空写真へ

にほんブログ村 環境ブログ 天気・気象学へ

投票してくださったみなさま、本当にありがとうございます。<(_ _)>
by y_hirarin5 | 2009-04-02 23:50 | 今日の雲
<< 気圧の谷の後面~上層の強風軸の... 南海上を低気圧が通過~東よりの... >>