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高気圧北偏、下層で湿った東風が流入(高積雲)


【2009年1月28日12時34分】
@東京都目黒区
曇り
厚い丸い雲は隣同士がくっついており、それが全天に広がっている。雲の隙間からはときどき青空がみえる。
午後12時現在、大手町では気温7.0℃、北北西の風2m/s、湿度54%


◆天気概況:地上天気図

午前9時現在、オホーツク海やカムチャッカ半島の南、日本の東海上には低気圧があるが、次第に日本から離れている。三陸沖には高気圧があって北海道から中国、四国地方まで広く覆っている。しかし、九州の南西海上には気圧の谷が延びている。また、アムール川の中流や渤海の西に低気圧が進んできている。
日本付近は高気圧に覆われているが、西から気圧の谷が近づいている。


◆雲と降水:気象衛星、レーダーアメダス解析雨量他

午後1時現在、日本のはるか東海上から南海上にかけて、幅の広い雲バンドが延びている。北日本に広がっていた寒気の流入に伴う筋状雲はオホーツク海やカムチャッカ半島の南まで離れていった。

北日本や北陸地方の山沿い、中国地方の山間部には下層雲が広がっている。また、関東地方の南東海上や九州、四国の南海上にも下層雲が広がっているが、特に組織立ったようすはない。
写真の雲は、関東地方南東海上に広がる雲の一部とみられる。

◆高層大気の状態:高層天気図、高層気象観測データ、ウィンドプロファイラデータ他

午前9時現在、オホーツク海の北には背の高い低気圧があり、そこから気圧の谷が千島付近と
バイカル湖の東から朝鮮半島北部に延びている。この後者の気圧の谷の下層には背の低い低気圧があって、中心の南側には暖気が流入している。

日本付近は、これらの気圧の谷の間の気圧の尾根の中に入っている。700hPa面より上空では全般に西よりの風となって温度移流はほとんど発生していないが、下層850hPaでは南風成分が入って暖気移流場となっている。日本海中部から北海道付近にかけてと、東シナ海から関東地方南東海上にかけての下層に湿潤域が広がっている。

関東地方は、地上高気圧の南側にあたるため高度1km以下で東よりの風が卓越している。この風に伴って湿潤域が千葉県方面から内陸へと侵入しているが、風の届かない北部では晴れている。


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by y_hirarin5 | 2009-01-28 23:59 | 今日の雲
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