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強い冬型の気圧配置~下降気流場(積雲)


【2009年1月11日12時39分】
@神奈川県鎌倉市
快晴
ところどころ小さな積雲のちぎれ雲が出ているが、それ以外は青空が広がっている。
午後12時現在、横浜では気温6.7℃、東南東の風2m/s、湿度26%


◆天気概況:地上天気図

午前9時現在、北海道の東海上には発達した低気圧があって東へ進んでいる。また、日本海北部には別の低気圧があり、南西へ進んでいる。一方、華南には高気圧があってほとんど停滞している。日本付近は強い冬型の気圧配置になっている。


◆雲と降水:気象衛星、レーダーアメダス解析雨量他

午後1時現在、北海道の東海上には低気圧に伴う渦状の雲が広がっており、特に中心の北西側の北海道から北側の千島の北からカムチャッカ半島付近にかけては雲頂高度が高くなっている。また、日本海北部の低気圧の北側にも雲頂高度の雲が広がっている。中国東北区からシベリア東部にかけては特に雲頂高度が高く厚い雲がかかっている。それ以外の日本周辺海域は寒気の吹き出しに伴う下層の対流雲が広がっており、日本海中部には下層風の収束に伴う雲バンドが発生し北陸から新潟県付近にかかっている。しかし、この対流雲は大陸東岸の東シナ海から徐々に弱まっている。関東地方上空は伊豆半島付近から収束雲が南東海上に延びており、これが神奈川県西部に一部かかっているほかはおおむね晴れている。


◆高層大気の状態:高層天気図、高層気象観測データ、ウィンドプロファイラデータ他

午前9時現在、北海道の東海上の低気圧は上層まで続く背の高い低気圧で、それぞれの高度の中心位置はほぼ同じとなっている。一方、シベリア東部の低気圧も上層まで達しており、中心の北西側に-40℃以下の寒気を伴っている。

日本付近は上記2つの低気圧の間にあるが、それらの中心位置を結ぶ距離が近くなっている。そのため、気圧の谷の位置は前者の低気圧の前面にあり、日本の東海上から南海上にかけて延びている。このため、風は下層で西~西北西風が卓越しており寒気移流場となっている。中層から上層にかけても西風となっており、特に上層の強風軸は長江河口付近から九州の南、関東地方の南を通って日本の東海上に出ている。

関東地方上空ではほぼ西よりの風が卓越して寒気移流場となっている。関東平野の北西側にある脊梁山脈を越えてきた風が吹き降ろして全般に下降気流場になっている。このため、雲が発生しにくい状態になっている。しかし、伊豆半島付近ではこの風と東海地方側から迂回してきた風との間で収束帯が発生しているために、この付近で上昇気流場となっている。また、対応する雲域がみられる。


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by y_hirarin5 | 2009-01-11 23:59 | 今日の雲
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