今日の雲20070802


【2007年8月2日12時26分】
@東京都東部
晴れ
積雲が多く浮かんでおり、その隙間からは青空と巻雲が見える。
午後12時現在、大手町では気温32.0℃、南南西の風4m/s
湿度61%で蒸し暑い。
この時間日本海側の地域では30℃を超えてるところが多い。特に富山県では37℃を観測している。

午前11時現在、台風5号は宮崎市の南東約140kmの海上にあって北北西へ毎時30kmで進んでいる。
中心気圧は950hPa、中心付近の最大風速は45m/sに達し、九州の南東部や四国の南西部では風速25m/s以上の暴風県内に入ってきている。

午前9時現在、
樺太の南には低気圧があって東北東へ進んでいる。千島列島から低気圧の中心を通って、朝鮮北部まで停滞前線が伸びている。
また、華中には低気圧があって東へゆっくり進んでいる。
一方、日本のはるか東には高気圧があって西へ移動している。

上空では、台風の周辺では反時計回りに風が吹いており、台風圏内の紀伊半島南部や四国、九州では空気が湿っているが、その他の東北地方までの地域は一部を除き広域的には湿数が大きくて空気は乾燥している。
台風から離れた中部地方以東では南西の風が卓越し気温が上がっている。
朝鮮半島北部から北海道にかけては前線の近くて空気が湿っている。
樺太の南の低気圧は背が低く、その西にある気圧の谷が顕著で上空には寒気を伴っている。

午後12時半現在、
台風は雲の形が円形からくずれており、中心付近の目ははっきりしなくなっている。
紀伊半島から西の地域では台風の外側と、台風に近い九州四国では内側の雲がかかっている。
また、台風から離れた東北地方南部から中部地方にかけては、上層の雲と台風に伴う南よりの風のため、特に山岳の南側で雲が発生し、ところどころ雨が降っている。

Excite <台風5号>2日夕九州または四国に上陸 中越は暑さ注意

日中は日本海側の各地でフェーン現象により気温が30℃を超えた。
フェーン現象とは、山から吹き下ろす熱い風のことを指す。
気象学の問題では山岳の風上側斜面に降水が発生することで、山岳を超える前の気温よりも高くなるという説明がされる。
これはウェットフェーンと呼ばれるものでフェーン現象の一つである。
しかし、風上側斜面に降水が起こらなくても、単純に温度の高い風が風上側に吹き下ろすこともある。こちらは風上側と同じくらいの気温となるはずで、ドライフェーンと呼ばれるものである。

今日の午後12時現在の気温を見ると、台風から暖かい風(暖気流)が吹いたため、太平洋側の地域では気温は軒並み30℃以上となった。一方で、日本海側の地域でも一部を除き30℃程度の気温となった。
このとき、太平洋側では低い雲は発生していたものの降水はほとんどなく、また上空1500m付近や3000m付近(山の高さに相当)の高層天気図を見ても、湿度が低く乾燥していたためウェットフェーンは起こらなかったものと考えられる。
by y_hirarin5 | 2007-08-02 19:53 | 今日の雲
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