気圧の谷と谷の間(積雲)


【2010年9月18日9時02分】
@横浜市戸塚区
青い空に小さな塊になった雲が浮かんでいる。薄くて雲底に影ができていない。
快晴
午前9時現在、横浜では気温25.3℃、東の風4m/s、湿度73%


◆ 午前9時現在の気圧配置

 昨日三陸沖にあった低気圧はカムチャッカ半島の南へ移動し、北東へ進んでいる。中心から伸びる寒冷前線と気圧の谷は関東の南東海上に達している。黄河中流から停滞前線が、渤海、朝鮮半島北部を通って日本海西部に達している。南西諸島の南には台風11号があって西へ毎時10kmで進んでいる。中心気圧は945hPa、中心付近の最大風速は43m/sとなっている。一方、沿海州には高気圧があって北日本に近づいている。日本付近は閉じた等圧線はないが、高圧部の中に入っている。


◆ 午前9時現在の雲と雨

 この時間は、北海道北部にオホーツク海から延びる帯状雲の一部がかかっている。また、東北地方南部から新潟県北部にかけてと北陸に低い雲がひろがっている。

 関東地方はよく晴れており、西部や北部の山岳域に小さな対流雲が少し出ているぐらいとなっている。

 雨は、北海道の北東側と南西諸島でまとまって降っており、午前9時までの1時間に多いところで~10mmの雨を観測している。


◆ 午前9時現在の上空の大気の状態

 北日本は気圧の谷が東海上に抜けたが、下層に寒気が流入しており、北部は湿潤空気に覆われている。また、南西諸島は台風11号の近くで西部は湿潤空気に覆われている。その他のところは、等高度線は閉じていないが大きくみると高気圧の圏内に入っている。下層は北よりの風で寒気移流場となっており、乾燥した空気が入っている。

 関東地方も北よりの風で寒気移流場となっているが、下層850hPa面と中層500hPa面では空気は湿っている。500hPa面の渦度は北部で正渦度のほかは負渦度、700hPa面の鉛直流は茨城県付近で上昇流場のほかは下降流場となっている。

 高層気象観測データ(館野)
地上から899hPa高度まで東よりの風が入っており空気は乾燥している。また、対流混合層は形成されていない。湿潤層が844hPa高度~836hPa高度にあり、ここの風邪は北よりとなっている。この高度の相当温位はその下層よりも高く、大気は安定した状態になっている。


 下層は東よりの風、中層は北よりの風で寒気移流場となっている。下層850hPa高度と中層は空気は湿っているが、下層は混合層の発達ではなく移流によるものと思われる。


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by y_hirarin5 | 2010-09-18 23:59 | 今日の雲
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