人気ブログランキング |

梅雨前線が南海上へ離れる(高層雲)


【2010年6月24日8時55分】
@横浜市戸塚区
曇り
全天を雲が覆っているが、薄らと青空が見え日が射している。

午前9時現在、択捉島付近には低気圧があって北東へ進んでいる。中心から閉塞前線が伸び、そこから寒冷前線が千葉県銚子沖に達している。またそこから梅雨前線が日本の南海上、九州の南海上、東シナ海を通って華南に達している。一方、日本海と黄海には高気圧があってそれぞれ東と南東へ移動している。

同時刻の雲と雨のようすをみると、北海道、関東から東海、紀伊半島の南東側、九州南部から南西諸島上空に雲が広がっている。東シナ海にある雲は高気圧曲率をしたバルジ型の雲で、北縁にシーラスストリークがみえる。対流雲で構成されており、雲頂高度の高い厚い雲が大部分を占めている。また、東シナ海南部の雲は団塊状の積乱雲の雲頂部が南へ延びている。関東地方から紀伊半島までにかかる雲は南西諸島の南から関東の東海上に達する帯状雲の北縁に広がる中~上層の薄いものになっている。帯状雲そのものは南ほど雲頂高度が高く厚い雲で構成されているが、これは海上にある。北海道から東北地方北部に広がる雲は、渦状の下層~中層雲で構成される雲で表面が滑らかな層状雲と東北地方にかかる雲はところどころに山岳波に伴う雲が混じっている。雨は午前9時までの1時間に伊豆諸島と東北地方北部と北海道で~10mm程度、強いところで~20mmに達している。

同時刻の上空の大気状態をみると、択捉島付近の地上低気圧に対応した上空の気圧の谷、モンゴル付近には上空の高気圧、カムチャッカ半島の南には気圧の尾根がそれぞれ並んでいる。このうち低気圧は寒気を伴った寒冷渦で、高高度ほど低気圧の中心が北西に偏っている。北日本はこれに伴う寒気が通過中で、東北地方北部は下層が湿潤空気で覆われ対流不安定になっている。その他の地方は、上層では北日本を除いて西~西南西風が卓越しているが、下~中層にかけては日本海側の地域や東日本を中心に北よりの成分が入って寒気移流場となって、紀伊半島から西の太平洋側を除いて下降気流場となっている。関東地方の南海上では伊豆諸島付近で500hPa面において西南西風が卓越して湿潤空気が流入している。一方、下層は下降気流場になっており乾燥した空気に覆われている。

------------------
日本ブログ村のランキングに参加しています。
よければクリックをお願いします。

にほんブログ村 写真ブログ 雲・空写真へ

にほんブログ村 環境ブログ 天気・気象学へ

投票してくださったみなさま、本当にありがとうございます。<(_ _)>
by y_hirarin5 | 2010-06-24 22:50 | 今日の雲
<< 高気圧の圏内、梅雨前線は南の海... 南に梅雨前線、北に背の高い低気... >>