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夏至~梅雨前線は南海上に(乱層雲)


【2010年6月21日8時58分】
@横浜市戸塚区

厚い雲が全天を覆っており、そこから雨が降っている。どんよりとした灰色の雲で雲底の表面は滑らかになっている。ところどころ小さな濃い灰色の積雲がみえる。

午前9時現在、日本のはるか東に低気圧があって東北東へ進んでいる。華南から梅雨前線が東シナ海、九州の南から伊豆諸島付近、低気圧の中心を通って日本のはるか東に達している。またシベリア東部にも低気圧がありほとんど停滞している。中心から延びる気圧の谷が日本海から東日本に延びている。一方、かむちゃっか半島の南には高気圧があって南南東へ移動している。また、黄海西部にも高気圧があって南東へゆっくり進み東日本に張り出している。

同時刻の気象衛星の画像によると、全国的に厚い雲に覆われている。九州から東北地方南部までは東西に延びる梅雨前線に伴う雲がかかっており、特に九州の西や紀伊半島の南海上、関東の南海上のものは団塊状の積乱雲で雲頂高度が高く発達している。また、東北地方北部も高い雲がかかっている。その他では北海道や中国から東北地方までの日本海側の地域にかかっているものは雲頂高度の低い下層雲が中心となっている。雨は午前9時までの1時間で九州南部や中国地方西部の日本海側、紀伊半島南部、静岡県、伊豆諸島と北陸、東北地方南部などで多いところで~20mmの強い雨が降っている。関東地方ではアメダスではこの時間は雨は観測されていないが、気象レーダーのデータを見ると、神奈川県東部から千葉県など南部沿岸域で降水を観測していた。

同時刻の高層天気図をみると、シベリア東部には地上低気圧に対応した上空の切離低気圧があって、これは上層ほど明瞭になっている。上層の切離低気圧の中心は地上低気圧の中心より10°ほど西にずれている。また、切離低気圧は中心付近に寒気を伴っている。この低気圧から延びる気圧の谷が日本海から東日本に延びている。一方、オホーツク海には深い気圧の谷があって、地上高気圧に対応している。この気圧の尾根は中心付近に暖気を伴っている。

日本付近は、シベリア低気圧から延びる気圧の谷が東日本に延びており、日本海側の地域に寒気が流入しつつある。北日本は低気圧の前面で下層では南よりの風が卓越して暖湿空気が流入している。また、関東より西の地域では西よりの風が卓越し、太平洋側を中心に暖湿空気が流入し、九州南西海上と伊豆諸島付近に強い上昇気流が発生している。関東地方の南部沿岸域は、この伊豆諸島付近の強い上昇流域近傍にみられる団塊状積乱雲に伴う降水域に入り、雲域が通過した午前中は雨が降った。

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by y_hirarin5 | 2010-06-21 23:25 | 今日の雲
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