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日本の南海上に低気圧(乱層雲)


【2009年5月7日12時36分】
@東京都目黒区

厚い雲が全天を覆っており、そこから雨が降っている。雨は粒が大きく強く降ったり、霧雨のような粒の小さな雨が降ったりと変化が見られた。雲は濃淡が見られるが形は判別できなかった。
午後1時現在、大手町では気温18.7℃、北北東の風4m/s、湿度73%





日本の南海上には低気圧があり、また小笠原諸島の東には台風1号があって北東へ進んでいる。日本付近はこれら気圧の谷の北側にあたり、関東地方から中部、近畿にかけては雲が広がっており、雨が降っている。

気象衛星の画像でみると、関東の南東海上から近畿地方にかけてはところどころ発達した雲がみられる。また、その隙間を埋めるように低い雲が広がっており、関東地方は東部を中心にこの雲に覆われている。気象レーダーの画像をみると、雨は関東地方西部の山岳域を中心にまとまっている。これは気象衛星画像で見た、発達した雲の下にあたる。一方、関東地方の平野部はごく狭い範囲で弱い雨が降っている程度と示されている。

高層天気図をみると、西日本上空5500m付近には大きな切離低気圧があり、中心付近に寒気を伴っている。雲はこの低気圧の東側を中心に分布している。一方、下層では低気圧の中心は日本の南海上にあるために、関東地方から東海地方にかけては低気圧の北側にあたり、東よりの風が卓越している。この風に伴って下層大気に湿潤空気が流入している。

中部地方から西にかかる発達した雲は、西日本を中心に反時計回りに回転している。これは上空の切離低気圧の伴って発生、発達していることを示している。一方、関東地方からその東海上の発達した雲は北東へ移動し、この雲の塊の北縁にはトランスバースラインがみられ、上層の強風軸はこの付近を通過している。

関東地方の雨は、これらの発達した雲の間を埋めるように広がっている下層雲から降っている。1時間に数mm前後の弱いものとなっている。
by y_hirarin5 | 2009-05-07 23:59 | 今日の雲
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