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夕方から降る予報(積雲)

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今日は夕方ぐらいから降り始める予報になってます。
いまは雲が多いながらも日差しが強くて暑いです。
積雲がもくもくな空で、雲の隙間から高積雲が見えたりしてます。
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by y_hirarin5 | 2015-05-18 11:05 | 今日の雲

空一面のひつじ雲

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by y_hirarin5 | 2015-04-21 16:55 | 今日の雲

冬型の気圧配置、関東南部で風が収束(積雲)

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【2015年3月10日午前9時】@横浜市戸塚区
晴れ
青い空に大き目の積雲がたくさん浮かんでいる。雲には陰影があり、厚みがある雲だとわかる。

午前9時現在、横浜では気温11.8℃、北の風2.0m/s、湿度61%

◆ 午前9時現在の気圧配置(地上天気図)

 三陸沖に発達中の低気圧があって北へ進んでいる。中心から閉塞前線が南東へ伸び、そこから温暖前線がさらに南東へ伸び、寒冷前線が小笠原諸島の南へ達している。また、北海道の西に別の低気圧があって北東へ進んでいる。三陸沖の低気圧から伸びる気圧の谷が福島県沖から九州の南に達している。一方、華中には高気圧があって南東へ移動している。日本付近は冬型の気圧配置になっている。
関東地方も冬型の気圧配置の中あり、気圧の谷の中に入っている。

◆ 午前9時現在の雲と雨、風(気象衛星:可視、赤外、水蒸気、アメダス降水)

 この時間は北海道西部を中心にまとまって降っており、午前9時までの1時間に~20mm相当の降水が観測されている。また、東北地方から中国地方までの日本海側の山沿いと四国でも強いところで~10mm程度が観測されている。

 東北地方北部から北海道にかけて低気圧に伴った雲頂高度が高く厚い発達した雲が覆っている。一方、そのほかの地域では日本海側を中心に、寒気の吹き出しに伴う下層の対流雲が広がっている。関東地方はよく晴れているが、千葉県では下層の雲に覆われている。

 地上風をみると、この時間は群馬県から埼玉東京と千葉県北部にかけて5~9m/sの北西風が吹き抜けている。関東地方南部では沿岸域や千葉県南部で南西風が吹いている。このため、神奈川県から千葉県にかけて風の収束帯みられる。
 上空の風は1~3kmの各高度において西よりの風が吹いている。

◆ 午前9時現在の上空の大気の状態
◇各気圧面の高度分布(高層天気図)

 下層850hPa面においては地上低気圧に対応した上空の低気圧が、日本海北部から三陸沖にみられる。中心付近と中心の南東側に湿潤空気が広がっている。また、低気圧の南西側の東北地方南部から九州にかけては強い寒気移流場になっていて、日本海側の地域も湿潤空気に覆われている。この上空の低気圧の中心は700hPa、500hPaと高高度ほど西に偏っており、また、中心付近に強い寒気を伴っている。関東地方上空は下層は西よりの風に伴って寒気移流がみられるが、中層から上層にかけては低気圧の南東側で南西風に変わり、温度移流はほとんど起こっていない。また、上空は空気が非常に乾燥している。

◇大気の鉛直構造(高層気象観測データ:館野)

 地上から644hPa高度(高度3441m付近)までは相対湿度が30~50%あるが、それより高高度では10%より低く空気は非常に乾燥している。地表付近では相対湿度が高く、また気温も高いために相当温位が高くなっており、対流不安定な状態となっているが、下層は空気が乾燥していることと寒気が流入していることから相当温位が低い。風は地上付近で西北西風、高度が高くなるにしたがって南風成分が入り、西南西へと変わっている。

◆ まとめ

 関東地方は冬型の気圧配置になっており、南部には東海上から伸びる気圧の谷が通っている。また、風の収束域も見られる。それに沿うように千葉県付近では雲が発生しており、写真の雲もこの収束域に伴って発生したものと考えられる。


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by y_hirarin5 | 2015-03-10 14:55 | 今日の雲

冬型の気圧配置、収束雲の一部(積雲)

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【2015年3月2日午後1時50分ごろ】
@横浜市戸塚区
晴れ

 午前中はすっきりとした青空が広がっていたが、午後になって雲が増えてきた。最初は積雲系の小さな雲が多かったが、次第に雲同士の隙間が減っていき、空全体を覆うようになっていった。晴れていたときは暖かかったが、雲に覆われると寒く感じるようになった。

午後2時現在、横浜では気温13.5℃、北東の風3.1m/s、相対湿度23%


◆ 午前9時現在の気圧配置(地上天気図)

 午前9時現在、北海道の東には発達中の低気圧があって北北東へ進んでいる。中心から南東へ閉塞前線が伸び、そこから温暖前線が南南東へ、寒冷前線が小笠原諸島の南を通って日本の南へ達している。また、弱い気圧の谷が日本の東から紀伊半島付近に伸びている。渤海の北には別の低気圧があって東へ進んでいる。一方、揚子江河口付近には高気圧があって東へ移動している。日本付近は冬型の気圧配置になっている。関東地方も冬型の気圧配置の中にあり、また東海上から伸びる弱い気圧の谷の中に入っている。


◆ 午前9時現在の雲と雨(気象衛星:可視、赤外、水蒸気、アメダス降水)

 午前9時現在、北海道には低気圧に伴った発達した雲がかかっている。東北地方から中国地方までは寒気の吹き出しに伴う弱い筋状の雲が広がっている。また、日本の南海上には帯状の雲があり、次第に南東へ移動している。関東地方はよく晴れている。しかし、午後になって伊豆半島付近にあった、寒気の吹き出しに伴う筋状の雲が東へ広がるように、神奈川県付近でも雲頂高度の低い積雲系の雲が発生している。

 この時間は北海道東部を中心に降っており、東北地方から近畿までの山沿いを中心に弱い降水が観測されている。

◆ 風の変化(アメダス風向・風速)

 地上風をみると、寒気の吹き出しに伴って関東平野ではところによって10m/sの北西の風が吹いている。これがお昼ごろまで続いているが、13、14時ごろになって少し弱くなっている。一方、若狭湾から伊勢湾にかけても北西の風が吹き抜けているが、これは昼を過ぎてもほとんど弱まっていない。伊豆半島付近には、伊勢湾を抜ける風と関東平野を抜ける風が回り込んでこの付近で収束雲が発生する。14時ごろは関東平野側の風が弱まったために収束雲の一部が神奈川県方面へ移動したものと思われる。


◆ 午前9時現在の上空の大気の状態
◇各気圧面の高度分布(高層天気図)

◇大気の鉛直構造(高層気象観測データ:館野)



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by y_hirarin5 | 2015-03-02 23:59 | 今日の雲

高気圧の後ろ側、下層に暖気が流入(積雲)

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【2014年1月24日午前9時20分】
@横浜市戸塚区
晴れ

青い空に積雲がいくつも浮かんでいる。雲自体は薄く、空の青が透けて見える。
午前9時現在、横浜では気温4.1℃、北の風2.5m/s、湿度53%


◆ 午前9時現在の気圧配置(地上天気図)

 沿海州に低気圧があって東北東へ進んでいる。そこから伸びる気圧の谷が山陰地方に達している。一方、九州南部と関東の東海上に高気圧があって、それぞれ東と南東へ移動している。関東地方はこれらの高気圧の間で、西から弱い気圧の谷が近づいている。



◆ 午前9時現在の雲と雨(気象衛星:可視、赤外、水蒸気、アメダス降水)

 この時間は、日本周辺の筋状の雲は弱まっている。北海道から日本海南部にかけて帯状の雲が伸びており、北海道東部や日本海上の一部で上層まで発達した雲がみられる。関東地方は千葉県や茨城県など東部にから関東の東海上にかけて低い雲が広がっており、これらは次第に東へ移動している。

 この時間は北海道北部で5mm以下の弱い降水が観測されている。


◆ 午前9時現在の上空の大気の状態
◇各気圧面の高度分布(高層天気図)

 850hPa面:関東から西は高圧帯の中に入っている。一方、沿海州から日本海西部にかけて気圧の谷が伸びている。日本付近は西よりの風に伴って暖気が移流している。南西諸島と関東の南東海上、東北地方北部から北海道にかけては湿潤域の中に入っている。

 700hPa面:関東から西は弱い高圧部の中に入っている。沿海州から南へ弱い気圧の谷が伸びている。この高度でも西よりの風に伴って暖気移流場となっている。また、空気は全般に乾燥している。北海道から東北地方と北陸から西の日本海側は上昇流域の中に入っている。また、関東地方東部も小さな上昇流域となっている。

 500hPa面:アリューシャン列島付近から日本の南にかけて気圧の谷が伸びている。この面では関東から西にあったような高圧部はみられない。日本付近では等高度線が西北西から東南東へ伸びており、これに沿って風が吹いているが、等高度線の間隔は風下側ほど広くなっており、風の発散場となっている。等温度線は等高度線とほぼ平行に走っているので、温度移流はほどんど見られない。北海道を除いて空気は全般に乾いている。日本付近は全般に負渦度域の中に入っている。

 300hPa面:気圧の谷がアリューシャン列島から南に伸びているが、それとは別の気圧の谷が日本の東から南西諸島付近に伸びている。等高度線は日本付近では間隔が広く、弱風域の中に入っている。ジェット気流はその南の日本の南海上を通っている。


◇大気の鉛直構造(高層気象観測データ:館野)

 地表付近ほど相当温位が低くなっており、953hPa高度までは高高度ほど高い。967hPa高度から819hPa高度は厚さ1400mほど等温位層となっている。この等温移層内は相対湿度がほぼ一定の70数%となっており、混合比は3.69~2.41g/kgの間で変化している。819hPa高度(高度1804m付近)から200mほどの厚さの逆転層があり、また、この高度より上空は、相対湿度が40%以下と空気が非常に乾いている。地表付近では西よりの風、988hPa高度(高度300m付近)から南よりの風へ変わっており、766hPa高度より高高度では西よりの風が吹いている。 持ち上げ凝結高度(LCL)は915hPa高度となっている。


 関東地方は移動性高気圧の後ろ側に入り、下層850hPa面や700hPa面上では風は南より成分が入って暖気が流入している。それに伴って茨城県や千葉県など一部に700hPa面上に上昇流が発生しており、また、その地域を含めて関東南東海上は湿潤空気に覆われている。これが、気象衛星から見た低い雲に対応している。

 写真の雲はこの雲とは別の小さな積雲で、気象衛星のデータ上では見られない。持ち上げ凝結高度は館野では915hPa高度にあり、等相当温位層内にあるため、対流混合層の発達によって発生した雲といえる。


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by y_hirarin5 | 2014-01-24 23:59 | 今日の雲

西から上空の気圧の谷が接近(積雲)


【2011年6月9日午前9時39分】
@横浜市戸塚区
晴れ
白くにごった空に積雲系の雲が浮かんでいる。発達途中の塔状の積雲となっている。

午前9時現在、横浜では気温20.9℃、東の風1.9m/s、湿度80%

本州の南海上に梅雨前線が停滞している。関東地方は西から上空の気圧の谷の通過に伴う発達した雲が近づいている。地表面付近は温度が高く対流不安定の状態になっており、下層雲ができてやや発達している。しかし、中層から上層にかけては空気は乾燥しており、自由対流高度もなく雲はこの段階では発達しにくい状況となっている。



◆ 午前9時現在の気圧配置(地上天気図)

 四国の南から梅雨前線が伊豆諸島南部を通って日本のはるか東に伸びている。沿海州には低気圧があって東へ進んでいる。また、オホーツク海には別の低気圧があって南南東へ進んでいる。フィリピンの西には熱帯低気圧があって北西へ進んでいる。一方、カムチャッカ半島の南には高気圧があって、東南東へ進んでいる。また、日本のはるか東には高気圧があって、南西諸島へ張り出している。


◆ 午前9時現在の雲と雨(気象衛星:可視、赤外、水蒸気、アメダス降水)

 中国東北区には渦を巻いた雲があり、その東側に南北に伸びる帯状の雲があって、日本海西部に達している。この雲は次第に東へ進んでいる。中部地方から西に雲頂高度の高い薄い雲が出ている。また、東北地方から中国地方までは、山岳域を中心に雲頂高度の低い対流雲が出始めている。

 関東地方は内陸の山岳域に雲頂高度の低い対流雲が出ている。また神奈川県西部の山岳域にも低い雲が出ている。

 この時間は岐阜県西部や静岡県東部など、ごく一部で弱い雨が降っており、午前9時までの1時間に~1mmとなっている。

◆ 午前9時現在の上空の大気の状態
◇各気圧面の高度分布(高層天気図)

 沿海州から中国東北区には、地上低気圧に対応した上空の低気圧があって、中心付近に寒気を伴っている。また、そこから伸びる気圧の谷は下層では朝鮮半島付近に、中層から上層にかけては日本海西部から本州の南に達している。

 関東地方は気圧の谷の前面で、南~西よりの風が吹いている。空気は乾燥しており、温度移流もほとんど見られない。500hPa面の渦度は全域で負渦度、700hPa面の鉛直流は南部沿岸域で上昇流場のほかは下降流場となっている。


◇大気の鉛直構造(高層気象観測データ:館野)

 地表面付近は東よりの弱い風で温度が高く、対流不安定になっている。948hPa高度には薄い湿潤層があって、これより高高度では風は南よりへ変化している。857hPa高度付近と692hPa高度付近には逆転層があり、特に後者はそれより高高度で相対湿度が急激に低くなっており、これを境に下層は暖かく湿った空気、上層は冷たく乾燥した空気となっている。持ち上げ凝結高度は936hPa高度であり、湿潤層より高高度となっている。自由対流高度は存在しない。




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by y_hirarin5 | 2011-06-09 23:59 | 今日の雲

低気圧は東海上へ、束の間の晴れ(積雲)


【2011年5月31日午前9時08分】
@横浜市戸塚区
曇り
積雲系の丸い雲の群れが多く見られるが、青空も広がっている。南の空の雲には厚みがあり、雲底に影ができているが、すぐ頭上の雲は影ができていない。

午前9時現在、横浜では気温17.2℃、北北東の風4.0m/s、湿度58%

 日本の東海上には台風から変わった温帯低気圧がある。それに伴う下層雲がかかっているが、次第に東へ移動していった。上空は低気圧に伴う湿潤層が残っているが、下層を中心に北よりの風で乾いた冷たい空気が流入しており、それによって次第に雲が取れていった。


◆ 午前9時現在の気圧配置(地上天気図)

 日本の東海上には前線を伴った低気圧があって東へ進んでいる。中国東北区と渤海には低気圧があって、前者はほとんど停滞、後者は東へゆっくり進んでいる。一方、オホーツク海には高気圧があって南へゆっくり移動している。また、南西諸島の東にも高気圧があり、これらを結ぶ気圧の尾根が西日本を通っている。


◆ 午前9時現在の雲と雨(気象衛星:可視、赤外、水蒸気、アメダス降水)

 日本の東海上には低気圧に伴う雲が広がっている。雲頂高度が低い雲が主体で対流雲が多いが、東北地方から関東の太平洋沿岸域にかかっている。また中国東北区を中心に渦を巻く雲があり、一部が日本海にかかっている。また、チベット高原から日本海、西日本の日本海側を中心に別の雲が広がっている。こちらは全体的に東へ移動している。

 関東地方は茨城県沿岸域や千葉県など沿岸域に低気圧に伴う低い雲がかかっているが、東へ移動している。内陸部は良く晴れているが、山岳域を中心に対流雲が発生、発達している。

 この時間は東海や山陰で降っており、午前9時までの1時間に多いところで~5mmの降水を観測している。


◆ 午前9時現在の上空の大気の状態
◇各気圧面の高度分布(高層天気図)

 日本の東海上には地上低気圧に対応する上空の低気圧(下層)や気圧の谷(中層~上層)があり、500hPa面では中心の北側に-21℃以下の寒気の中心がみられる。また、バイカル湖の東から渤海付近には気圧の谷が伸びており、こちらも地上低気圧に対応している。一方、日本海西部からオホーツク海北部まで気圧の尾根が伸びており、オホーツク海の地上高気圧は背の高いことが分かる。下層700hPa面より上空には華中から黄海、西日本、関東南部にかけて温度集中帯が伸びており、これに沿って西よりの風が吹いている。この風によって、東シナ海から西日本上空には湿った空気が流入している。

 関東地方上空は700hPa面から500hPa面にみられる温度集中帯の中に入っているが、日本の東海上の低気圧の西側にあたるために特に700hPa面では北よりの風が吹いて非常に乾いた空気が流入している。一方、850hPa面では上空の低気圧の西側に広がる湿潤域の中に入っているが、北よりの風に伴って冷たい乾いた空気が流入しつつある。500hPa面の渦度は正渦度になっているが、700hPa面の鉛直流は全域で下降流場となっている。


◇大気の鉛直構造(高層気象観測データ:館野)

 地上付近から575hPa高度までは東~北よりの風が吹いて寒気が移流している。それより高高度では北西~西よりの風へ変化している。また、地上から760hPa高度付近までは空気は比較的湿っており、786hPa高度から厚さ100mほどの湿潤層がみられる。一方、それより高高度では空気は非常に乾燥している。地上付近から986hPa高度までは対流不安定の状態になっているが、それより上空は大気は安定している。持ち上げ凝結高度は899hPa高度で自由対流高度はない。


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by y_hirarin5 | 2011-05-31 23:59 | 今日の雲

日本の南海上に前線が停滞、日本海に高気圧(巻雲)


【2011年5月25日午前10時50分】
@横浜市戸塚区
晴れ
全天に薄い雲が広がっている。雲には筋状の模様がある巻雲で、筋の方向はバラバラになっている。

午前11時現在、横浜では気温20.8℃、南の風3.2m/s、湿度52%

 日本の南海上に前線が停滞している。日本付近は日本海の高気圧に覆われており、乾燥した空気が流入している。


◆ 午前9時現在の気圧配置(地上天気図)

 日本海には高気圧があって日本付近を覆っている。しかし、南西諸島付近から日本のはるか東まで停滞前線が伸びており、その上の沖縄本島の北には低気圧があって北東へ進んでいる。また、オホーツク海北部には低気圧があって北東へ進み、中心から伸びる気圧の谷が北海道の北へ達している。


◆ 午前11時現在の雲と雨(気象衛星:可視、赤外、水蒸気、アメダス降水)

 日本の南海上には帯状の雲がある。南西諸島の南から伊豆諸島南部付近の雲は雲頂高度が高くて厚い発達した雲となっている。また、四国から関東までの太平洋側にも雲がかかっているが、こちらは雲頂高度の高いごく薄い雲となっている。一方、東シナ海には厚い雲が広がっており、その北側の黄海から朝鮮半島、渤海付近には雲頂高度の高い雲が広がっており、その北縁は高気圧曲率をしたバルジになっている。北海道から東北地方の太平洋側には雲頂高度の低い対流雲が多く出ている。

 関東地方は、南部を中心に四国付近から東に伸びる上層の薄い雲がかかっている。雲の走向に対して直行した雲列を伴っており、ジェット巻雲と思われる。

 この時間は北海道と、九州南部から南西諸島北部で降っており、午前11時までの1時間に多いところで~5mmの降水を観測している。


◆ 午前9時現在の上空の大気の状態
◇各気圧面の高度分布(高層天気図)

 下層には日本海西部を中心に上空の高圧部や高気圧になっており、中層にはその西側に気圧の尾根がある。一方、北海道上空には中層を中心に寒気を伴った上空の低気圧がある。

 関東地方はその南側に当たり、下層850hPa面では北よりの風により冷たい乾いた風が流入している。また、それより上空でも西よりの風となっている。等温度線にほぼ沿って風が吹いているために温度移流はほとんどなく、こちらも乾いた空気が流入している。500hPa面の渦度は正渦度となっているが、700hPa面の鉛直流は全域で下降流となっている。


◇大気の鉛直構造(高層気象観測データ:館野)

 地表付近と880hPa高度付近は相当温位が大きく、その上の層に対して対流不安定となっているが、全体的に空気が乾燥しており、湿潤層がみられない。持ち上げ凝結高度は863hPa高度と高くなっており、自由対流高度もないために雲が発生、発達しにくい大気状態となっている。上層にはやや湿った層があるが、これは気象衛星の画像でみられたジェット巻雲に対応するものと思われる。



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by y_hirarin5 | 2011-05-25 23:59 | 今日の雲

沿海州に低気圧、上空に強風軸(巻層雲)


【2011年5月16日午後12時09分】
@横浜市戸塚区
晴れ
全天が薄い雲に覆われており、薄っすらと日が差している。この後、徐々に雲が厚くなっていったが、太陽は透けて見えた。

午後12時現在、横浜では気温23.0℃、南南西の風6.1m/s、湿度42%


沿海州には寒気を伴った低気圧があり、日本付近はその前面にあたる。下層には南西風に伴って乾燥した空気が流入し、雲ができにくい状態になっている。一方、上層には強風軸があり、それに沿って湿った空気が流入し、薄い雲が広がっている。



◆ 午後12時現在の気圧配置(地上天気図)

 日本海北部に低気圧があって北東へ進んでいる。中心から気圧の谷が日本海西部に伸びている。また、華南から停滞前線が南西諸島を通って、日本の東海上に達している。前千条の南西諸島付近には低気圧があって東へ進んでいる。一方、日本の東には高気圧があって東へ移動している。高気圧から気圧の尾根が日本の南海上を通って東シナ海に達している。


◆ 午前12時現在の雲と雨(気象衛星:可視、赤外、水蒸気、アメダス降水)

 日本海北部から沿海州にかけて渦状の雲があり、北海道の西から新潟県沖にかけては、雲頂高度が高く厚い発達した雲列が伸びている。また、中国南部から幅の広い帯状の雲が日本の南海上を通って、日本のはるか東へ達している。雲は厚い雲で構成されており、ところどころ発達した積乱雲が見える。南西諸島や九州南部などにその一部がかかっている。また、朝鮮半島から近畿、関東にかけては上層の薄いジェット巻雲が伸びている。

 関東地方はジェット巻雲がかかっている。全般に薄い雲だが、南部沿岸域の雲はやや厚くなっている。

 この時間は南西諸島や北海道の一部で降っており、午後12時までの1時間に沖縄本島の南部では~50mmの激しい雨を観測している。


◆ 午前9時現在の上空の大気の状態
◇各気圧面の高度分布(高層天気図)

 沿海州南部には地上低気圧に対応する上空の低気圧がある。中心付近に寒気を伴っており、500hPa面で-27℃以下となっている。本州付近はこの低気圧の前面にあたり、低気圧を回り込むように西から南よりの風が吹いている。一方、華南から日本の南海上にかけては、下層に地上の停滞前線に対応する温度集中帯があり、それに沿って湿潤域が広がっている。また、温度集中帯の中の東シナ海南部には、地上低気圧に対応する上空の低気圧が850hPa面にのみ見られる。


 関東地方は沿海州南部の低気圧の前面にあたり、南西~西よりの風が吹いている。これに伴って下層は弱い暖気移流場となっており、また、全層に渡って乾燥した空気が流入している。500hPa面の渦度は弱い正渦度、700hPa面の鉛直流は、東部の沿岸域で上昇流場となっているほかは下降流場となっている。上層300hPa面に強風軸があり、ジェット巻雲はこれに沿って分布している。


◇大気の鉛直構造(高層気象観測データ:館野)

 下層は920hPa高度付近まで比較的湿った層となっており、地表に近い層ほど相当温位が高い対流不安定の状態になっている。持ち上げ凝結高度は902hPa高度となっているが、この高度付近は逆転層で、かつ空気が非常に乾燥している。下層の対流雲ができにくい状態となっている。一方、368hPa高度より上空には比較的湿った空気が流入している。



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by y_hirarin5 | 2011-05-16 23:59 | 今日の雲

再び冬型の気圧配置へ(高層雲)


【2011年1月28日9時54分】
@横浜市戸塚区
全体的に良く晴れているが、南の空の低いところに層状の薄い雲が見える。



◆午前9時現在の天気概況

 カムチャッカ半島の東には低気圧があって北へゆっくり進んでいる。またその南にも低気圧があって北東へ進んでいる。一方、バイカル湖の西には高気圧があってほとんど停滞している。日本付近は冬型の気圧配置になっているが、津軽海峡付近には低気圧があって東へゆっくり進んでいる。また、台湾の東にも低気圧があって北東へ進んでいる。


◆午前9時現在の雲と雨

 中国地方の日本海側から北海道周辺にかけては、寒気の吹き出しに伴う下層の対流雲が広がっている。津軽海峡の西には低気圧に伴う渦状の雲があり、雲頂は一部が中層に達している。一方、中国南部から九州~南西諸島の南にかけては、東西に厚い雲が伸びている。雲は下層雲が主体になっているが、雲の南縁にあたる南シナ海北部から南西諸島の南にかけてのものは雲頂高度は中層から上層に達している。一方、東北地方の太平洋側から関東、東海、紀伊半島南東部にかけてよく晴れている。

 関東地方は良く晴れているが、千葉県南部から南東方向へ雲頂高度が中層に達する雲が伸びている。

 この時間は北日本の日本海側から北陸、山陰東部にかけて降っており、午前9時までの1時間に多いところで~10mmの降水を観測している。同時刻の気温を見ると、山間部を中心に氷点下になっており、雪となっているところが多いものと思われる。



◆午前9時現在の上空の大気状態

 カムチャッカ半島上空には、地上低気圧に繋がる上空の低気圧があって、高高度ほど中心の位置が西へずれている。また、その低気圧から西へ気圧の谷が伸びており、上層ではバイカル湖の西まで、下層ではバイカル湖の南東に達している。この気圧の谷の先端部分にあたるモンゴル付近には寒気の中心があり、500hPa面で-40℃以下となっている。本州付近はその南側にあたり、等高度線は本州上空では西北西~東南東方向に走っている。上層では九州から本州南岸沿いに強風軸が伸びている。風は下層700hPa面から上層300hPa面においては西北西風が卓越しており、等温線に対してほぼ平行して吹いているために温度移流はない。一方、850hPa面においては、風向は北西風だがそれに対して等温度線が直交しており、強い寒気移流が起こっている。日本海側を中心に下層は湿潤空気に覆われているが、太平洋側は乾燥している。これは雲の分布と一致している。

 関東地方は下層850hPa面においては北西風が吹いて寒気移流場となっているが、中~上層は温度移流は起こっていない。乾燥した空気に覆われており、700hPa面の鉛直流は下降流となっている。



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by y_hirarin5 | 2011-01-28 23:59 | 今日の雲