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冬型の気圧配置、前日の夜中に降水(快晴)

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【2014年1月22日午前9時00分】

@横浜市戸塚区
快晴

雲ひとつない青空が広がっている。空の低いところは白くにごっている。
午前9時現在、横浜では気温4.5℃、北の風1.9m/s、湿度72%


◆ 午前9時現在の気圧配置(地上天気図)

 日本の東海上に低気圧があって東へ進んでいる。寒冷前線が低気圧の東南東側から日本の南東海上へ達し、そこから停滞前線が小笠原諸島に延びている。一方、揚子江河口付近に高気圧があって南東へ移動している。日本付近は西高東低の冬型の気圧配置になっている。


◆ 午前9時現在の雲と雨(気象衛星:可視、赤外、水蒸気、アメダス降水)

 東シナ海や日本海、太平洋上に寒気の吹き出しに伴う筋状の雲が広がっている。日本海側の地域にはその一部がかかっているが、太平洋側の地域はおおむね晴れている。関東地方は千葉県や茨城県、栃木県の一部に低い雲がかかっているが、そのほかでは雲はなく晴れている。

 午前9時現在では九州から北海道までの日本海側で~5mm程度の降水が観測されている。

◆ 午前9時現在の上空の大気の状態
◇各気圧面の高度分布(高層天気図)

 850hPa面:日本のはるか東海上とオホーツク海に低気圧がある。また、気圧の谷が三陸沖から伊豆諸島の東を通って九州の南に達している。寒気のピークは気圧の谷より西にあり、西よりの風による寒気移流場となっている。東シナ海や日本海、太平洋上には筋状の雲に対応した湿潤域が広がっている。

 700hPa面:オホーツク海に低気圧があり、気圧の谷は東日本の太平洋側から伊豆諸島付近沖縄付近に達している。寒気のピークは気圧の谷のやや西側にあり、西日本は温度移流はほとんどないが、東日本は寒気移流場となっている。日本の東海上に湿潤域ある。これに対応して上昇流場が広がっている。

 500hPa面:オホーツク海に低気圧があり、そこから気圧の谷が日本列島を縦断して東シナ海から南シナ海に達している。下層850hPa面や700hPa面の気圧の谷よりやや西側にある。寒気のピークは気圧の谷とほぼ同じところにあり、西よりの風が吹いているが、温度移流はほとんど起こっていない。日本付近は全般に正渦度場となっており、特に太平洋側で数値が大きくなっている。

 300hPa面:オホーツク海に低気圧があり、気圧の谷が日本海から東シナ海を通って華南に達している。500hPa面の気圧の谷よりやや西側にある。ジェット気流は沖縄付近から関東南部を通って日本の東に達している。ジェットストリークは日本の東にある。


◇大気の鉛直構造(高層気象観測データ:館野)

 地表から700hPa高度までほぼ等温位となっている。684hPa高度(高度3086m)から厚さ70mほどの等温層がある。地表付近は相対湿度が92%と高くなっているが、上空ほど湿度は低くなっている。持ち上げ凝結高度(LCL)は915hPa高度(高度800m付近)で


 気圧の谷の軸は日本付近にあって、上空ほど西に傾いている。関東地方は下層は寒気移流場となっており、空気は乾燥している。地表付近は大気が湿っており、持ち上げ凝結高度は低いが、上空は空気が乾いているために雲は発生しにくい状態となっている。



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by y_hirarin5 | 2014-01-22 20:48 | 今日の雲

幻日みえた

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子ども2人と散歩中に見かけたので、撮ってみました。
写真の右側にあるのが本物の太陽、その左側に小さく光って見えるのが幻日です^ ^

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by y_hirarin5 | 2014-01-14 16:19 | 雲のあれこれ

気圧の谷が通過し、南から高気圧に覆われる(快晴)


【2011年4月13日午後1時36分】
@横浜市戸塚区
快晴
雲ひとつない青空が広がっている。やや強い風が吹いている。
午後1時現在、横浜では気温19.9℃、南南西の風6.1m/s、湿度24%


日本の南海上にある高気圧に覆われている。


◆ 午前9時現在の気圧配置(地上天気図)

 津軽海峡付近と日本海北部には低気圧があって、それぞれ東と東北東へ進んでいる。また、シベリア東部にも低気圧があって南東へ進んでいる。一方、日本の南海上には高気圧があって、東南東へ移動している。日本付近は南から高気圧に覆われているが、北日本は気圧の谷が通過している。


◆ 午後1時半現在の雲と雨(気象衛星:可視、赤外、水蒸気、アメダス降水)

 この時間は、北海道付近を雲が通過している。全域を低く厚い雲が覆っているが、東部や津軽海峡付近のものは雲頂高度が高く発達している。また、東シナ海には西から雲の帯が伸びており、こちらは雲頂高度の低い雲が主体となっている。それ以外は全国的に良く晴れているが、北陸から北の日本海側は山岳域を中心に小さな低い雲が出ている。

 関東地方はよく晴れて、小さな雲もみられない。

 午後2時までの1時間に北海道で多いところで~5mm程度の降水を観測している。


◆ 午前9時現在の上空の大気の状態
◇各気圧面の高度分布(高層天気図)

 カムチャッカ半島の南と北日本上空にはそれぞれ地上低気圧に対応した気圧の谷が伸びている。これは下層では前述の2つに分かれているが、中層から上層では1つにまとまっており、気圧の谷はシベリア東部から日本のはるか東に伸びている。その気圧の谷の軸より少し西側に寒気の中心がある。ちょうど北海道上空を通過したところとなっている。九州から東北地方にかけてはその気圧の谷の南西側にあたり、700hPa面より高高度では等高度線に沿って北西風が吹いて乾燥した空気が流入している。また、850hPa面では西よりの風となっている。いずれの気圧面でも寒気のピークは日本の東海上に出ている。一方、大陸南部では、下層850hPa面で南よりの風に伴って暖湿空気が流入し、700hPaでは西よりの風に伴って、湿潤空気が東シナ海に伸びている。

 関東地方は下層700hPa面より高高度では気圧の谷の西側により北西風が卓越、850hPa面では北日本の気圧の谷の南側で西よりの風が吹いて乾燥空気が流入している。500hPa面の渦度分布をみると、関東南部は正渦度だが北部では負渦度となっている。700hPa面では全域が暖気に覆われているが、鉛直流は下降流となっている。


◇大気の鉛直構造(高層気象観測データ:館野)




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by y_hirarin5 | 2011-04-13 23:59 | 今日の雲

気圧の谷が通過、一時的な冬型の気圧配置(快晴)


【2011年2月7日12時8分】
@横浜市戸塚区
快晴
午後12時現在、横浜では気温14.2℃、北北東の風2m/s、湿度30%
良く晴れており、見える範囲で雲は浮かんでいないが空が白く濁っている。

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朝から晴れて、午前中から気温が上昇した。

 ウィンドプロファイラの図で上空の風の分布を見ると、午後12時現在では関東地方周辺は西北西~北西風が吹いており、北部の山岳域を超えた空気が流入している。これは地上風を見ても同じで、午後12時頃は北部山岳域から埼玉県を経て、7~8m/s前後の強い風が吹いている。アメダスの気温変化を見ると午前中はぐんぐんと気温が上昇している。気圧の谷の通過に伴って、北西の乾いた風が吹き、上空の高温位空気が降りてきたことによるものと思われる。



◆ 午前9時現在の気圧配置(地上天気図)

 樺太南部には前線を伴った低気圧があって北北東へ進んでいる。中心から閉塞前線が北海道の東に達し、そこから寒冷前線が三陸沖に伸びている。また、その南の日本の東には別の低気圧があって北東へ進んでいる。中心から伸びる寒冷前線が小笠原諸島北部を通って、日本の南海上に達している。一方、遼東半島の西には高気圧があって東南東へ移動している。日本付近は西高東低の冬型の気圧配置になっている。

◆ 午前9時現在の雲と雨(気象衛星:可視、赤外、水蒸気、アメダス降水)

 樺太から日本の東海上にかけては、低気圧や前線に伴う雲が南北に伸びているが、大部分が海上にあり、北海道知床半島に一部がかかるのみとなっている。この雲は個々の雲は北へ移動しつつ、全体は東へゆっくり進んでいる。北海道から山陰にかけての日本海側には低い対流雲が広がっている。北海道から新潟県付近にかけては日本海上にも筋状の雲が広がっているが、それより南にはほとんど雲が出ていない。ただ、朝鮮半島の東から若狭湾の北に収束雲と思われる低い雲の帯がみられる。その他の地方は太平洋側を中心に良く晴れている。

 関東地方は、北部に日本海側からの低い雲がかかっているが、南部の平野部は良く晴れている。

 この時間は北海道と北陸から北の日本海側を中心に降っており、多いところで~5mmの降水を観測している。山岳域を中心に降っており、気温から判断すると雪と思われる。


◆ 午前9時現在の上空の大気の状態
◇各気圧面の高度分布(高層天気図)

 樺太からシベリア東部の上空にかけては、地上低気圧に対応する上空の低気圧や深い気圧の谷が伸びている。高高度ほど地上低気圧の中心から西にずれており、この低気圧が発達途中であることを示している。この低気圧は500hPa高度で中心付近に-40℃以下の寒気を伴っている。北日本はこの気圧の谷の前面にあたり、上空は南よりの風が吹いている。東北地方から南の地方ではこの南側に当たる。関東地方は、上空を気圧の谷が通過している。また、これとは別に関東の東海上に気圧の谷があり、南西諸島の東まで伸びている。上空は西北西風が吹いており、寒気移流場となっているが、非常に乾いた空気が流入している。気圧の谷の通過に伴って、500hPa面の渦度は関東地方上空でも正渦度になっているが、これらが東へ抜けつつあるので、これから渦度は小さくなっていくものと考えられる。また、700hPa面の鉛直流は上昇流場となっている。



◇大気の鉛直構造(高層気象観測データ:館野)

 高層気象観測データで大気の鉛直構造を見ると、966hPa高度(高度343m)付近から上空に厚さ60mほどの逆転層がある。また、752hPa高度(高度2343m)付近にも逆転層がある。前者は接地逆転層、後者は上空の気圧の谷通過に伴う気団の境界と思われる。地表面付近は相対湿度は前夜の降水の影響で82%と比較的湿っているが、上空は非常に乾燥しており、乾いた空気が西よりの風に伴って流入している。
 




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by y_hirarin5 | 2011-02-07 21:48 | 今日の雲

西日本へ高気圧張り出し、冬型の気圧配置は緩む(快晴)


【2010年11月3日9時10分】
@横浜市戸塚区
雲ひとつない青空が広がっている。昼ごろから積雲が出始め、夕方には西の空に高層雲が広がっていた。
快晴
午前9時現在、横浜では気温14.3℃、北の風5m/s、湿度49%

西日本に高気圧が張り出してきており、西から冬型の気圧配置が緩んできている。上空を気圧の谷が通過しているが、空気が乾燥しているために雲ができにくい状態となっている。



【詳細解析】

◆ 午前9時現在の気圧配置(地上天気図)

 オホーツク海には低気圧があって北東へ進んでいる。また、カムチャッカ半島の東には別の低気圧があって北東へ進んでいる。低気圧から伸びる気圧の谷が、日本の東海上を通って関東の東海上に達している。また、シベリア東部から気圧の谷が渤海を通って華北に達している。一方、揚子江河口付近には高気圧があって東へ移動し、西日本に張り出している。日本付近は冬型の気圧配置だが、西から緩んできている。


◆ 午前9時現在の雲と雨(気象衛星:可視、赤外、水蒸気、アメダス降水)

 この時間はオホーツク海に低気圧に伴う上層の雲が広がっており、一部が北海道の北部にかかっている。また、日本海には寒気の流入に伴う下層の対流雲が出ており、北陸から北の日本海側と東北地方の太平洋側に達している。その他の地方はおおむね晴れている。

 関東地方は、千葉県や南部沿岸域に一部で下層の対流雲が出ている他はよく晴れている。

 降水は、北陸から北の日本海側を中心に降っており、一部標高の高いところでは雪になっている。午前9時までの1時間に多いところで~10mmの降水を観測している。

◆ 午前9時現在の上空の大気の状態
◇各気圧面の高度分布(高層天気図)

 オホーツク海の地上低気圧に対応する上空の低気圧は、下層ではその直上にあり、中上層では気圧の谷のみとなっている。気圧の谷は北海道上空から紀伊半島付近まで伸びており、中層では北海道から東北地方北部にかけて-30℃以下の寒気の中心がある。下層850hPa面においては近畿から東の地方で寒気移流場となっているが、700hPa面より上空は温度移流はほとんど見られない。

 関東地方は上空の気圧の谷が通過しているところで、全層に渡って西よりの風が卓越して吹いている。下層850hPa面では寒気移流場、それより上空では温度移流がない状態となっている。下層は北部に日本海から湿潤空気が流入しているが、南部や東部は非常に乾燥している。500hPa面の渦度は南部で正渦度となっているが、北部は負渦度。700hPa面の鉛直流は神奈川県、東京、埼玉付近で上昇流となっているほかは下降流となっている。


◇大気の鉛直構造(高層気象観測データ:館野)

 地上からごく下層は対流不安定になっており、その上空の1000hPa高度付近に接地逆転層がみられる。1000~925hPa高度は相当温位がほぼ一定の中立大気で相対湿度は40%台と低くなっている。持ち上げ凝結高度は839hPa高度と高く、地上からこの高度までの大気は非常に乾燥しているために、下層雲ができにくい状態となっている。850hPa高度付近にやや湿った層があるために相当温位がこの高度付近だけ301Kとなっており、その上の680hPa高度付近まで対流不安定層となっているが、空気は乾燥しているために対流が起こっても雲はできにくい。




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by y_hirarin5 | 2010-11-03 23:59 | 今日の雲

北から前線が南下(巻雲)


【2010年9月22日9時01分】
@横浜市戸塚区
白く濁った空に、薄い巻雲が出ている。
快晴
午前9時現在、横浜では気温29.4℃、南の風1m/s、湿度66%


◆ 午前9時現在の気圧配置

 東北地方方南部の東海上には低気圧があって東へ進んでいる。揚子江河口から停滞前線が、対馬海峡、能登半島、低気圧の中心を通って日本の東海上に達している。また、オホーツク海には低気圧が3つあって、それぞれ東、東北東、北東へ進んでいる。日本の南海上には台風12号があって、西北西へ進んでいる。一方、東シナ海には高気圧があって西へ移動している。黄河中流にも高気圧があって南東へ移動している。


◆ 午前9時現在の雲と雨

 この時間は、中国大陸から日本海~太平洋へと帯状の雲が伸びており、このうち、中国地方や北陸、東北地方と北海道の太平洋側にこの雲の一部がかかっている。全体的に中層の雲で構成されているが、三陸沖から若狭湾沖の雲と北陸から東北地方南部の雲は発達して上層に達している。そのほかの、九州や四国、紀伊半島には山岳域を中心に下層の対流雲が出ている。

 関東地方は北部に薄い上層雲がかかっているほかはよく晴れている。

 雨は、九州北部や山陰、北陸から新潟、東北地方で降っており、午前9時までの1時間に多いところで~20mmのやや強い雨を観測している。 


◆ 午前9時現在の上空の大気の状態

 オホーツク海には地上低気圧に対応した上空の低気圧があり、そこから伸びる気圧の谷が朝鮮半島北部から黄河下流に達している。500hPa面には中心付近に寒気の中心を持ち、また、850hPa面には、地上の停滞前線に対応する温度集中帯が揚子江中流から朝鮮半島南部、日本海、東北地方南部、千島の南にかけて伸びている。温度集中帯を挟んで北側には強い寒気があって、寒気移流場となっている。また、温度集中帯付近の下層は西~西南西風に伴って湿潤空気が流入している。温度集中帯に対して上層には強風軸がある。

 関東地方は、温度集中帯の南側の暖気の中に入っている。風は西北西~西南西風が吹いており、上層の強風軸より南側にあたる。最下層と中層は寒気移流場、下層700hPa面では温度移流は起こっていない。500hPa面の渦度は負渦度、700hPa面の鉛直流は内陸部で下降流、その他は上昇流となっている。

 高層気象観測データ(館野)
地上付近は気温が上がって相対湿度が高いために相当温位が大きく、下層は対流不安定になっている。対流混合層は形成されておらず、湿潤層は存在しない。971hPa高度から厚さ400mほどの強い逆転層が形成されている。持ち上げ凝結高度は922hPaだが、逆転層の中を通って空気は上昇しないために下層雲形成には至っていないと考えている。上空は西よりの風が吹いており、乾燥空気が流入している。

 天気は下り坂の予報になっているが、現れた巻雲はそれに先行するものではない。気象衛星の画像で時間を遡ると、関東周辺に現れている上層雲は、その風上側の甲信地方付近で発生した発達した対流雲が崩れて、また上層に吹き出した雲の一部であることが分かる。

 悪天時に先行して現れる巻雲は、上層の気圧の谷の前面に、前面(前線面)に沿って流入し上層に達した湿潤空気が元となり、上層の強風軸の中に形成される。なので、雲の形は刷毛で掃いたような鉤状の巻雲が多く、また雲も風の流れに沿うように一定方向に並んでいる場合が多い。また、そのようなものは時間の経過と共に前線面の高度が低くなり、かつ水蒸気量も多くなるために次第に雲が濃くなり、巻積雲、巻層雲、高層雲などへと低い雲に変化していく。このような変化は、西から温帯低気圧が接近してくる場合に起こる。今回の天気の変化は、停滞前線の南下によるもので上層の強風軸は地上前線に対して北側にあるために、強風軸付近に現れる巻雲とは異なる。



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by y_hirarin5 | 2010-09-22 23:59 | 今日の雲

気圧の谷と谷の間(積雲)


【2010年9月18日9時02分】
@横浜市戸塚区
青い空に小さな塊になった雲が浮かんでいる。薄くて雲底に影ができていない。
快晴
午前9時現在、横浜では気温25.3℃、東の風4m/s、湿度73%


◆ 午前9時現在の気圧配置

 昨日三陸沖にあった低気圧はカムチャッカ半島の南へ移動し、北東へ進んでいる。中心から伸びる寒冷前線と気圧の谷は関東の南東海上に達している。黄河中流から停滞前線が、渤海、朝鮮半島北部を通って日本海西部に達している。南西諸島の南には台風11号があって西へ毎時10kmで進んでいる。中心気圧は945hPa、中心付近の最大風速は43m/sとなっている。一方、沿海州には高気圧があって北日本に近づいている。日本付近は閉じた等圧線はないが、高圧部の中に入っている。


◆ 午前9時現在の雲と雨

 この時間は、北海道北部にオホーツク海から延びる帯状雲の一部がかかっている。また、東北地方南部から新潟県北部にかけてと北陸に低い雲がひろがっている。

 関東地方はよく晴れており、西部や北部の山岳域に小さな対流雲が少し出ているぐらいとなっている。

 雨は、北海道の北東側と南西諸島でまとまって降っており、午前9時までの1時間に多いところで~10mmの雨を観測している。


◆ 午前9時現在の上空の大気の状態

 北日本は気圧の谷が東海上に抜けたが、下層に寒気が流入しており、北部は湿潤空気に覆われている。また、南西諸島は台風11号の近くで西部は湿潤空気に覆われている。その他のところは、等高度線は閉じていないが大きくみると高気圧の圏内に入っている。下層は北よりの風で寒気移流場となっており、乾燥した空気が入っている。

 関東地方も北よりの風で寒気移流場となっているが、下層850hPa面と中層500hPa面では空気は湿っている。500hPa面の渦度は北部で正渦度のほかは負渦度、700hPa面の鉛直流は茨城県付近で上昇流場のほかは下降流場となっている。

 高層気象観測データ(館野)
地上から899hPa高度まで東よりの風が入っており空気は乾燥している。また、対流混合層は形成されていない。湿潤層が844hPa高度~836hPa高度にあり、ここの風邪は北よりとなっている。この高度の相当温位はその下層よりも高く、大気は安定した状態になっている。


 下層は東よりの風、中層は北よりの風で寒気移流場となっている。下層850hPa高度と中層は空気は湿っているが、下層は混合層の発達ではなく移流によるものと思われる。


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by y_hirarin5 | 2010-09-18 23:59 | 今日の雲

高気圧に覆われる、台風9号が南西諸島へ


【2010年9月4日9時33分】
@横浜市戸塚区
雲ひとつない青い空が広がっている。
快晴
午前9時現在、横浜では気温32.6℃、北北東の風3m/s、湿度47%


◆ 午前9時現在の気圧配置

 南西諸島の南には台風9号があって北西へ毎時15kmで進んでいる。中心気圧は998hPa、中心付近の最大風速は18m/sとなっている。日本の東に熱帯低気圧から変わった温帯低気圧があって東へ進んでいる。中心から寒冷前線が関東の東海上に達している。また、朝鮮半島北部には低気圧があって北東へ進んでいる。一方、日本海には高気圧があって東へ移動している。また、小笠原諸島付近には高気圧があって西北西へ移動している。


◆ 午前9時現在の雲と雨

 この時間は、南西諸島の南に台風9号に伴う発達した雲があって、一部が南西諸島西部にかかっている。雲は台風の南東側に団塊状の積乱雲がいくつもみえる。また、沿海州付近から伸びる上層雲の一部が北海道東部にかかっている。北日本の太平洋上には大きな対流雲がいくつもみられる。また、東北地方と信越や九州南東部、西日本の山岳域には小さな下層の対流雲が広がっている。

 関東地方は雲ひとつなくよく晴れている。

 雨は、北日本と九州南部から南西諸島にかけて降っており、多いところで午前9時までの1時間に~5mmの雨を観測している。


◆ 午前9時現在の上空の大気の状態

 南西諸島の南には台風9号に伴う上空の気圧の谷が西から東へ伸びている。本州上には下層では太平洋から、上層では西から上空の高気圧が張り出している。高気圧の中心は本州上にあるために、西日本上空は南よりの風、北日本では西よりの風が吹いている。

 関東地方は下層から上層まで高気圧に覆われており、特に下層には暖気の中に入っている。下層~中層は北よりの風が吹いており、空気は乾燥している。500hPa面の渦度は負渦度、700hPa面の鉛直流は下降気流となっている。高層気象観測データ(館野)をみると、地上~946hPa高度まで対流混合層が形成されているが、持ち上げ凝結高度は880hPa高度となっており、混合層トップに湿潤層はみられない。全層で乾燥した状態になっており、雲ができにくい状態となっている。



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by y_hirarin5 | 2010-09-04 23:59 | 今日の雲

太平洋高気圧、日本の南海上に張り出す(積雲)


【2010年8月24日9時13分】
@横浜市戸塚区
少し白くにごった空の低いところに積雲が浮かんでいる。時間が経つに連れて次第に消えていった。頭の真上には雲は見当たらなかった。
晴れ
午前9時現在、横浜では気温30.2℃、南南西の風3m/s、湿度70%


◆ 午前9時現在の気圧配置

 オホーツク海南部には低気圧があって東北東へ進んでいる。中心から温暖前線が択捉島付近を通って北海道の東海上へ、寒冷前線が道南を通って日本海西部に達し、そこからさらに停滞前線が朝鮮半島中部、黄海を通って揚子江中流に達している。北日本を気圧の谷が通過している。一方、日本の東海上には高気圧があってほとんど停滞し、日本の南海上に張り出している。


◆ 午前9時現在の雲と雨

 この時間は、北海道全域に大陸から伸びる帯状雲がかかっている。その他は、関東や東海、中国地方と南西諸島に下層の対流雲、紀伊半島の南端には発達した小さな団塊状の積乱雲が発生している。

 関東地方は、北部に下層の対流雲が出ているが、南部にはほとんど出ていない。

 雨は、北海道の津軽海峡沿岸と太平洋沿岸、南西諸島、紀伊半島の南端で降っており、多いところでは午前9時までの1時間に北海道の道南で~30mmの強い雨、紀伊半島の南端で~50mmの激しい雨を観測している。


◆ 午前9時現在の上空の大気の状態

 上空は、オホーツク海北部に低気圧があって、そこから気圧の谷が北海道やその西側に伸びている。本州上空は高気圧に覆われている。高気圧は閉じた等圧線として現れていないが、下層は東から張り出す太平洋高気圧、上層は西から張り出すチベット高気圧が、それぞれ本州上空で重なっているような構造となっている。また、日本の南海上には上層に寒気を伴った低気圧がある。

 関東地方上空は、下層から上層まで高気圧に覆われている。下層850hPa面は東海上の高気圧の西側で南よりの風が卓越し、700hPa面より上空では西よりの風が吹いている。全層で暖気に覆われ空気は乾燥している。500hPa面の渦度は高気圧の圏内のため負渦度、700hPa面の鉛直流は関東全域で上昇流場となっている。

 高層気象観測データ(館野)によると、地上から933hPa高度は対流混合層で、そのトップは厚さ200mほどの湿潤層になっている。持ち上げ凝結高度は945hPa高度なので、この高度に対流雲があることと一致している。それより上は接地逆転層になっており、空気は乾燥している。またこれより高高度に逆転層や湿潤層はない。地上から807hPa高度までは南西~南よりの風が卓越しており、高層天気図850hPa面のものによると暖気移流が発生している。自由対流高度は785hPa高度にあるが、空気が乾燥しているために雲発生、発達、維持にはいたっていない。



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by y_hirarin5 | 2010-08-24 23:59 | 今日の雲

高気圧の東側(高積雲)


【2010年8月22日8時57分】
@横浜市戸塚区
空の大部分に、ごく薄い高積雲が出ている。雲に影はなく、日差しが強く照り付けている。
快晴
午前9時現在、横浜では気温29.9℃、南西の風4m/s、湿度70%


◆ 午前9時現在の気圧配置

 オホーツク海北部には低気圧があり、そこから伸びる気圧の谷が北日本と日本海北部に達している。また、停滞前線が、揚子江中流から渤海、朝鮮半島の北を通って沿海州の南に達している。一方、紀伊半島の南西海上に高気圧があってほとんど停滞しているまた、カムチャッカ半島の東にある高気圧がから伸びる気圧の尾根が日本の東海上に達している。


◆ 午前9時現在の雲と雨

 この時間は、北海道と東北地方北部に大陸から伸びる帯状雲の一部が、東海地方には下層の層雲、その他は山岳域を中心に下層の対流雲が出ている。

 関東地方は北部に薄雲が出ているほかはよく晴れている。

 雨は、この時間は北海道と秋田県の一部、南西諸島で降っており、午前9時までの1時間に多いところで~5mmの雨を観測している。


◆ 午前9時現在の上空の大気の状態

 中国地方上空には地上高気圧に対応する上空の高気圧があり、本州と南西諸島がその圏内に入っている。一方、オホーツク海から南に気圧の谷が延びており、500hPaでは谷の南端のオホーツク海南部に寒気の中心がある。これが北海道の北を通過している。また、モンゴル付近には上層の寒冷低気圧がある。対応する地上低気圧は現れていない。

 関東地方上空は高気圧の圏内に入っている。高気圧の中心から東に外れているため、上空は北よりの風が卓越している。高層気象観測データ(館野)によると、下層は気温上昇のため相当温位が高く滞留不安定の状態にある。950hPa高度以下は対流混合層になっており、混合層トップはその付近にあるが、空気が乾燥し飽和に達していないため、湿潤層は存在しない。あとは、400hPa高度付近に逆転層があり、その付近にやや湿った層があるが、こちらも飽和には達していない。写真でみる雲は、雲一つ一つの大きさから高積雲と思われるが、ごく薄い(し、館野とは距離が離れているためなんともいえない)のでデータ(気象衛星の画像等)にも現れていないものと思われる。


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by y_hirarin5 | 2010-08-22 23:59 | 今日の雲